ベアリング呼び番号ファインダー

深溝玉軸受の型番(6205ZZ・608-2RS など)から寸法と補助記号の意味を引き、寸法から型番を逆引きする

深溝玉軸受の呼び番号(6205ZZ・608-2RS 等)から内径・外径・幅・面取りと補助記号の意味を引く。逆に内径と外径・幅の上限から、当てはまる型番を 68・69・60・62・63 系から探す。

よく使う型番

小形モーターの定番。モーター用には CM すきまも使われる

引き方

6205ZZ = 62系 + 内径番号05 + ZZ。補助記号は ZZ・2RS・VV・LLU・C3 などをそのまま続けて入れてよい(全角・小文字・空白も可)。

結果

d × D × B25 × 52 × 15mm(内径 × 外径 × 幅)
6205(62系)

内径 d

25 mm

外径 D

52 mm

幅 B

15 mm

面取り r(min)

1 mm

軸・ハウジングの隅の丸みはこれより小さく

系列

62系(直径系列2)

密封形式: シールド

内径番号の読み方

内径番号 × 5

05 → 5 × 5 = 25 mm

補助記号の意味

記号意味表記
ZZ両側 鋼板シールド(非接触)同じ区分の他社記号: SKF など: 2ZJIS・各社共通

同じ内径の他系列

型番内径 d外径 D幅 B面取り系列
253770.368
254290.369
2547120.660
255215162
2562171.163

同じ内径なら 68 → 63 の順に外径と幅が大きくなり、玉も大きくなって負荷能力が上がる。型番を押すとその型番を引く(補助記号は引き継がない)。

断面図(軸心より上の半分)

軸心6805690560056305B 15D 52d 256205
6205 同じ内径の他系列(破線)

内輪・外輪・玉の大きさは模式。外径・内径・幅だけが実寸の比率。

寿命を計算する → ベアリング寿命計算(基本動定格荷重 Cr は使うメーカーのカタログ値を入れる。このツールには無い)

軸・ハウジングの公差 → JIS はめあい検索ツール / 必要な軸径 → 軸径選定シミュレーター

寸法は各社カタログで照合した代表値。発注前にメーカーの最新カタログで確認を。

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関連ツール

刻印の「05」は5mmではない

モーターを分解して、固着したベアリングをプーラーで抜く。外輪の側面に小さく「6205ZZ」と刻印がある。同じものを頼めば済む話だ。ところが念のため内径をノギスで当てると25mmある。番号の末尾は「05」なのに。

別の機械から外した「608ZZ」は内径8mmで、こちらは末尾の数字がそのまま内径になっている。さらに「6001」を測ると12mm。「01」は1mmでも5mmでもない。同じ深溝玉軸受の番号なのに、末尾の数字の読み方が桁数と値によって3通りに変わる。

もうひとつ厄介なのは、内径が分かっても外径と幅は分からないことだ。6205 の外径52mm・幅15mmは、番号のどこにも書かれていない。呼び番号は寸法を書き込んだ文字列ではなく、規格の寸法表のどの行かを指す名前で、名前から直接読めるのは内径だけ。外径と幅は表を引くしかない。

このツールは、呼び番号を入れると内径・外径・幅・面取りと補助記号の意味を返し、逆に内径と外径・幅の上限から当てはまる型番を5つの系列(68・69・60・62・63)から探す。収録は内径3〜200mmの深溝玉軸受204型番だ。

寸法表はあるのに、逆向きには引けなかった

ベアリングの寸法表は、検索すればいくらでも出てくる。メーカーのカタログPDF、商社の早見表、通販サイトの商品ページ。困らないように見えるが、どれも型番から寸法を引く一方向の静的な表だ。

設計の現場で欲しいのは、むしろ逆向きのことが多い。軸は25mmで決まっている。ハウジングの穴は外径50mmまでしか空けられない。奥行きは12mmしかない。この条件に入る型番はどれか。静的な表でこれを探すには、68系・69系・60系・62系・63系の表を1枚ずつ開き、内径25mmの行を目で拾って外径と幅を比べていくしかない。5枚の表を行き来しているうちに、どの行を見たのか分からなくなる。

もうひとつ手が止まるのが、補助記号だ。シールドの「ZZ」は各社共通だが、ゴムシールの記号はメーカーごとに全部違う。同じ「両側 非接触ゴムシール」が、NSK では VV、NTN では LLB、Koyo では 2RU になる。「両側 接触ゴムシール」なら NSK の DDU、NTN の LLU、Koyo の 2RS だ。保全で外した NTN の 6203LLU を、在庫のある別メーカー品に置き換えたい。そのとき「LLU に相当する記号はどれか」を調べるだけで、3社のカタログを開くことになる。

さらに、このサイトにはベアリング寿命計算のツールがすでにある。ただ、あれは基本動定格荷重を入れるところから始まる。その手前にある「この番号は何mmの軸受なのか」「この記号は何を意味するのか」を引く場所が無かった。寿命を計算する前に、まず名前を読めなければならない。

だから、番号を読む向きと寸法から探す向きの両方を1か所に集め、メーカーごとの記号を同じ意味の区分に並べ直すツールを作った。

ベアリングの呼び番号の組み立て

ベアリング 番号 意味:基本番号と補助記号

転がり軸受の呼び番号は、JIS B 1513(転がり軸受の呼び番号)で組み立て方が決まっている。大きく2つの部分に分かれる。

呼び番号 = 基本番号 + 補助記号

基本番号 = 形式記号 + 寸法系列記号 + 内径番号
              6          2           05      → 6205

基本番号は軸受の種類と主要寸法を決める部分で、補助記号はシール・すきま・精度など、同じ寸法の中での仕様違いを表す部分だ。6205ZZ なら「6205」が基本番号、「ZZ」が補助記号になる。

先頭の「6」は形式記号で、深溝玉軸受を表す。アンギュラ玉軸受なら 7、円すいころ軸受なら 3 で始まる。その次の数字が寸法系列記号で、本来は「幅系列」と「直径系列」の2桁からなる。ただし深溝玉軸受では、幅系列の数字(0 か 1)を省いて直径系列だけを書く。JIS B 1521(深溝玉軸受)が主要寸法を定めている寸法系列は 17・18・19・00・10・02・03 で、68系は寸法系列18、69系は19、60系は10、62系は02、63系は03 にあたる。

直径系列:同じ内径で外径と幅が変わる

形式記号のすぐ後ろにある1桁(6205 の「2」)が直径系列だ。ここが変わると、内径は同じまま外径と幅が変わる。NTN の転がり軸受入門ハンドブックにあるとおり、直径系列は 7・8・9・0・1・2・3・4 の順に外径が大きくなる。深溝玉軸受でよく使う5系列に絞ると、並びはこうなる。

系列直径系列内径25mmの型番内径×外径×幅 [mm]
68系8680525×37×7
69系9690525×42×9
60系0600525×47×12
62系2620525×52×15
63系3630525×62×17

同じ太さの指に通す指輪を思い浮かべるといい。穴の径は指で決まっているので変えられない。変えられるのはリングの太さ(肉厚)と幅だけで、細いリングから太いリングまでのシリーズが用意されている。68系がいちばん細身で、63系がいちばん太い。一般に、肉厚が増えるほど中に入る玉が大きくなって負荷能力が上がる一方、ハウジングに要る空間も大きくなる。

収録した42通りの内径すべてで、外径と幅はこの 68 → 69 → 60 → 62 → 63 の順に単調に大きくなる(同じ値や逆転は1件も無い)。

ベアリング 内径番号 読み方:4つの規則

基本番号の末尾が内径番号だ。読み方は4通りある。

① 1桁         → そのまま mm           608   → 内径 8 mm
② 00〜03      → 固定値               00→10, 01→12, 02→15, 03→17 mm
③ 04 以上     → 内径番号 × 5         05 → 25 mm、40 → 200 mm
④ / の後ろ    → そのまま mm(特殊内径) 62/22 → 内径 22 mm

①は内径10mm未満の小径軸受で使う読み方で、608 は「60系・内径8mm」と読む。「6・08」と区切ってはいけない。②の4つは ×5 の規則に乗らない内径で、10・12・15・17mm という半端な値を 00〜03 に割り当てている。6000 は内径10mm、6001 は12mm になる。③が最もよく目にする規則で、6205 の「05」は 5×5 = 25mm、6340 の「40」は 40×5 = 200mm だ。④は ×5 で表せない 22・28・32mm のための書き方で、スラッシュの後ろの数字をそのまま mm として読む。この3つの内径は60・62・63系にだけあり、68・69系には無い。

この規則は形式に関係なく共通だ。アンギュラ玉軸受の 7205 も、内径番号「05」は同じく25mmを指す。番号の頭が変わっても、内径の読み方は変わらない。

補助記号の分類

補助記号は、意味で分けると5つの区分に収まる。

  • シールド・シール:両端をふさいで、グリースの漏れと異物の侵入を防ぐ部品
  • 輪溝・止め輪:N は外輪に止め輪用の溝があるもの、NR は止め輪まで付いたもの
  • ラジアル内部すきま:C2(普通より小さい)、CN(普通・通常は記号を省く)、C3(普通より大きい)、C4、C5 の順に大きくなる。CM は電動機用のすきま
  • 精度等級:P6X・P6・P5・P4・P2。いちばん下の普通級(0級)は記号を付けず、6級から先は数字が小さいほど高精度になる
  • それ以外:保持器の材質、封入グリースの銘柄、メーカー独自の設計記号など

ZZ 2RS 違い:シールドとシール

混同しやすいのが、シールドとシールの違いだ。シールドは鋼板の円板で、内輪との間にすき間を残す非接触の構造になっている。シールはゴムを鋼板で補強したもので、リップ(唇のような縁)を内輪に当てる接触形と、わずかにすき間を残す非接触形がある。さらに、当たりを軽くして摩擦を抑えた低トルク形(軽接触・極軽接触)もある。

シールドの ZZ(両側)・Z(片側)は各社共通だが、ゴムシールの記号はメーカーごとに違う。

区分NSKNTNKoyoSKF など
両側 非接触ゴムシールVVLLB2RU2RZ(SKF)
両側 接触ゴムシールDDULLU2RS・2RD2RS(SKF など)・2RSH(SKF)
両側 低トルク形—LLH(低トルク形)2RK(極軽接触)2RSL(SKF・低摩擦)

表の「—」は、このツールの辞書にその区分の記号を持っていない欄だ。片側だけの場合は、同じ文字を1つ落とした形になる(NSK の V・DU、NTN の LB・LU、Koyo の RU・RS など)。つまり「2RS」と「ZZ」の違いは、単に記号の違いではなく素材(ゴムか鋼板か)と接触の有無の違いで、同じ 6205 でも性格の違う部品になる。

末尾の1文字を読み落とすと何が起きるか

基本番号が合っていれば、軸にもハウジングにも収まる。だから末尾の記号は軽く扱われがちだ。しかし補助記号は「どの環境で、どう使うか」を決める部分で、読み違えても寸法が同じなので組み付けの時点では誰も気づかない。問題が出るのは運転を始めてからだ。

Z と ZZ:給脂の道をふさぐ

片側だけシールドの Z は、開いた側からグリースを補給する設計や、ギヤボックスのように油の中で回す箱の中で使われる。開いた側から潤滑剤が入ってくることが前提になっている。ここに両側シールドの ZZ を入れると、グリースニップルから押し込んだ新しいグリースも、箱の中の油も軸受の中に届かない。封入グリースが劣化した時点で潤滑切れになる。

接触シールと非接触シール:どちらを選ぶかで寿命が変わる

泥水や粉じんを浴びる自転車のハブや農機では、リップを内輪に当てて異物を締め出す接触形が向く。一方、モーターやファンのように高速で回る用途では、非接触シールかシールドが向く。Koyo のシールド・シール付き玉軸受の性能比較でも、非接触の ZZ・2RU は摩擦トルクが「小」、接触形の 2RS は「大」で高速性には限界があるとされ、逆に防じん性・防水性は接触形のほうが上とされている。高速の軸に接触形を入れると摩擦で発熱し、泥だらけの環境に非接触形を入れると異物が入り込む。記号を別メーカー品に読み替えるときに接触・非接触を取り違えると、この逆転がそのまま起きる。

C3 と CM:寸法表に出ない違い

ラジアル内部すきまは、玉と軌道の間に残るわずかな遊びだ。内輪を軸に締まりばめで押し込むと内輪が膨らみ、運転中に内輪側が外輪より熱くなると内輪がさらに膨らむ。どちらもすきまを減らす方向に働くので、そうした条件では最初から大きめの C3 を選ぶ。電動機には CM という専用のすきまもある。

厄介なのは、すきまは寸法表のどこにも出てこないことだ。6205ZZ と 6205ZZ C3 と 6205ZZCM は、内径・外径・幅・面取りがすべて同じになる。番号の末尾を読み落とすと、見た目も寸法も同じ別物を発注することになり、すきまが足りなければ発熱や早期損傷の原因になる。

小径は ZZ で幅が変わる

主系列(内径10mm以上)ではシールド付きでも幅は開放形と同じだが、小径の一部は違う。685 は開放形の幅が3mmなのに、ZZ にすると5mmになる。ハウジングの奥行きを開放形の3mmで設計していると、シールド付きは入らない。収録した小径35型番のうち、こうして幅が変わるのは9型番(683・684・685・686・687・688・689・693・603)ある。

面取り r(min) は軸肩の設計値を決める

寸法表の面取り r(min) は、単なる角の丸めではない。軸受を当てる軸肩の隅の丸み(すみ R)は、この値より小さくしなければならない。隅の丸みのほうが大きいと、軸受の面取りに丸みが乗り上げて端面が肩に密着せず、軸方向の位置が決まらなくなる。JIS B 1521 の寸法表が外径・幅と並べて面取りを載せているのはそのためで、軸を設計する側にとっては外径と同じくらい重要な数字だ。

呼び番号を引きたくなる4つの現場

保全で、外した軸受の代わりを探す。刻印から型番を読み、同じ寸法で手に入る他社品を探す。NSK の VV が付いた軸受を、NTN なら何という記号で頼めばいいのかを、意味の区分で突き合わせられる。刻印が一部しか読めなくても、基本番号さえ読めれば内径・外径・幅は出る。

設計で、入る型番を探す。軸径は強度で決まり、ハウジングの外形と奥行きは周りの部品で決まる。その空間に入る深溝玉軸受を、5系列を横断して逆引きする。同じ内径で外径と幅がどう違うかが並ぶので、「もう1サイズ細身にすれば入るか」をすぐに比べられる。

購買で、見積書と図面の記号を照らし合わせる。見積書に「6203LLU C3」、手元の図面に「6203-2RS」と書いてある。LLU(NTN)と 2RS(Koyo・SKF など)はどちらも両側の接触ゴムシールで、寸法も同じ 17×40×12mm になる。ただし図面側には C3 が無いので、すきまは普通のまま。同じ区分かどうかを記号の意味で確かめてから発注できる。

趣味の工作で、小径の型番を読む。スケートボードやキャスターの 608、3Dプリンタやラジコンに使われる 625・685 など、身近な機器ほど小径の型番が多い。608 は内径8×外径22×幅7mm、625 は5×16×5mm。685 は開放形なら5×11×3mmだが、ZZ だと幅が5mmになる。部品を注文する前に、幅がシールドの有無で変わる型番かどうかを確かめておける。

使い方は3ステップ

① 引き方を選ぶ。「呼び番号から」寸法を引くか、「寸法から」型番を探すかの2択から選ぶ。

② 呼び番号か、寸法の条件を入れる。呼び番号から引く場合は、刻印や見積書の表記をそのまま打ち込めばいい。全角・小文字・空白・ハイフンが混ざっていても読める(「6205zz」も「6203LLU C3」も「6001-2RS」も同じように扱う)。よく使う4つの型番(6205ZZ・608ZZ・6001-2RS・6304)はプリセットから呼び出せる。寸法から探す場合は、内径(3〜200mm)を入れ、必要なら外径の上限と幅の上限、系列の絞り込み(全系列・68・69・60・62・63)を指定する。上限は空欄にしておけば、条件なしで同じ内径の型番がすべて並ぶ。

③ 結果を読む。呼び番号から引いた場合は、内径・外径・幅・面取りと、補助記号ひとつひとつの意味(区分・片側か両側か・どのメーカーの記号か)が表示される。同じ内径の他系列の寸法も並び、断面図には選んだ軸受の外形に他系列の外形が破線で重なる。寸法から探した場合は、条件に合う型番が外径の小さい順に並ぶ。0件なら、どの条件で外れたかと、その内径でいちばん小さい外径・幅が示される。

寿命まで確かめたいときは、ベアリング寿命計算に進む。基本動定格荷重はこのツールには無いので、実際に使うメーカーのカタログ値を入れてほしい。

ベアリングの型番から寸法を引いた9ケース

実際の入力で9ケースを試した。数値はすべてツールの出力そのままだ(寸法は mm)。

ケース1:6205ZZ(汎用モーターの定番)

  • 入力:呼び番号 6205ZZ
  • 結果:内径25 × 外径52 × 幅15、面取り r(min) 1。補助記号 ZZ は「両側 鋼板シールド(非接触)」。内径番号の読み方は「内径番号 × 5」。同じ内径の他系列は 6805(25×37×7)、6905(25×42×9)、6005(25×47×12)、6305(25×62×17)
  • 解釈:「05」の ×5 がいちばん素直に効く例だ。同じ内径で並べると、ハウジングの外径を5mm、奥行きを3mm詰めたいなら 6005 に替えられることがすぐに分かる。

ケース2:608ZZ(1桁の内径番号)

  • 入力:呼び番号 608ZZ
  • 結果:内径8 × 外径22 × 幅7、面取り 0.3。ZZ は両側シールド。読み方は「1桁の内径番号=内径 mm」。同じ内径の他系列は 688(8×16×4、シール付きは幅5)、698(8×19×6)、628(8×24×8)、638(8×28×9)
  • 解釈:3桁の番号は「60系・内径8」と読む。4桁の規則に当てはめて「08 → 40mm」としてしまうと、とんでもない大きさになる。桁数で読み方が変わる典型だ。

ケース3:685ZZ(シールドで幅が変わる)

  • 入力:呼び番号 685ZZ
  • 結果:内径5 × 外径11 × 幅5、面取り 0.15。開放形の幅は3で、「シールド・シール付きだと幅が 3 → 5 mm に変わる」と注記が添えられる。同じ内径の他系列は 695(5×13×4)、605(5×14×5)、625(5×16×5)、635(5×19×6)
  • 解釈:幅が3mmから5mmへ、開放形の1.67倍になる。開放形の寸法表だけを見て奥行きを決めると、ZZ を買った時点で入らない。

ケース4:62/22(特殊内径)

  • 入力:呼び番号 62/22
  • 結果:内径22 × 外径50 × 幅14、面取り 1。読み方は「/ の後ろ=内径 mm(特殊内径)」。同じ内径の型番は 60/22(22×44×12)と 63/22(22×56×16)の3つだけ
  • 解釈:スラッシュを落として「6222」と書くと、62系・内径110mm(外径200 × 幅38)という別の型番になる。スラッシュ1本で内径が5倍に化けるので、手書きの伝票では特に注意したい。

ケース5:6205VV・6205LLB・6205-2RU(3社の同じ区分)

  • 入力:6205VV、6205LLB、6205-2RU の3つを順に
  • 結果:3つとも内径25 × 外径52 × 幅15、面取り 1。記号はそれぞれ VV(NSK)、LLB(NTN)、2RU(Koyo)で、意味はいずれも「両側 非接触ゴムシール」
  • 解釈:記号の文字はまったく違うのに、中身は同じ区分の軸受だ。NSK の 6205VV を NTN で頼むなら 6205LLB、と意味の区分で置き換えられる。接触形の DDU・LLU・2RS と取り違えないことが肝心で、ここを間違えると、上の実務の節で触れた発熱や異物侵入の問題につながる。

ケース6:6082RS(区切りなしの 2RS を読み替える)

  • 入力:呼び番号 6082RS
  • 結果:608-2RS と読み、内径8 × 外径22 × 幅7、面取り 0.3。2RS は「両側 接触ゴムシール」。「入力を 608-2RS と読んだ(文字どおりに読むと収録表に無い型番になる)」と注記が添えられる
  • 解釈:文字どおりに読むと 6082 は「60系・内径番号82 → 内径410mm」で、収録範囲の外になる。一方 608-2RS なら表にあるので、そちらを採った。ただし 6082 という型番自体は実在しうるので、黙って読み替えず、必ず注記を出している。

ケース7:6032RS(どちらにも読める)

  • 入力:呼び番号 6032RS
  • 結果:文字どおり 6032 と読み、内径160 × 外径240 × 幅38、面取り 2.1。RS は「片側 接触ゴムシール」。同時に「603-2RS とも読める」と注記が添えられる
  • 解釈:6032(内径160mm)も 603(内径3mm)も収録表にあるので、どちらが正しいかは文字列だけでは決まらない。この場合は文字どおりの読みを優先し、もう一方の読みを知らせる。内径3mmの小さな軸受を探しているなら、「603-2RS」とハイフンで区切って入れ直せばいい。

ケース8:逆引き 内径25・外径50以下・幅12以下

  • 入力:寸法から/内径25、外径の上限50、幅の上限12、全系列
  • 結果:3件。外径の小さい順に 6805(25×37×7)、6905(25×42×9)、6005(25×47×12)
  • 解釈:62系の 6205 は外径52で外れ、63系も外れる。6005 は幅がちょうど12で、上限と等しい値は候補に残る。余裕を取るなら 6905、外径をさらに詰めるなら 6805 と、外形の小さい順に比べられる。

ケース9:逆引き 内径25・外径35以下(全滅)

  • 入力:寸法から/内径25、外径の上限35、幅は指定なし、全系列
  • 結果:0件。外径の条件で全滅し、「内径 25 mm でいちばん外径が小さいのは 37 mm」と表示される。この内径でいちばん細い幅は7
  • 解釈:内径25mmの深溝玉軸受は、いちばん細身の 6805 でも外径37mmある。つまり外径35mm以下という条件は、深溝玉軸受の5系列では満たせない。外径を2mm広げられないか、軸を20mmに落とせないか(68系の 6804 は 20×32×7 で入る)を検討する材料になる。

9ケースを通して見えるのは、番号の読み方でつまずくのは「桁数」「スラッシュ」「区切りの無い記号」の3か所だということだ。どれも規則を知っていれば機械的に読めるが、知らなければ内径が5倍にも50倍にもずれる。

規則で読んでから表を引く仕組み

型番リストの完全一致か、規則で読んでから表を引くか

番号から寸法を出す方法は2つ考えられる。ひとつは、全型番のリストを持って入力と完全一致する行を探す方式。もうひとつは、呼び番号をまず規則で分解して系列と内径を出し、そのあとで表を引く方式だ。

完全一致方式は実装が単純だが、表に無い型番には何も返せない。68系には内径115mmの 6823 が無いし、アンギュラ玉軸受の 7205 は深溝玉軸受の表に載っていない。どちらも「見つかりません」で終わってしまう。

規則で読む方式なら、表に無くても内径だけは答えられる。6823 なら「68系・内径115mm、ただし収録表には無い」、7205 なら「アンギュラ玉軸受 72系・内径25mm」と返し、同じ内径25mmの深溝玉軸受5型番を並べられる。このツールは後者を採った。

一方、外径と幅は規則では出せない。62系でも、6204 → 6205 で外径は 47 → 52mm(+5)、6205 → 6206 では 52 → 62mm(+10)と、増え方が一定ではないからだ。したがって内径は規則から、外径・幅・面取りは表からという役割分担になる。表の全204行で、規則から出した内径と表の内径が一致することを確認してある。

処理の流れ

1. 正規化   全角→半角(NFKC)、前後の空白を除く、大文字にそろえる、
            途中の空白はハイフンに置き換える
2. 切り出し 先頭の数字列(あれば「/数字」まで)=基本番号、残り=補助記号
3. 系列と内径番号
            3桁 → 先頭2桁が系列、3桁目が内径(mm)
            4桁 → 先頭2桁が系列、下2桁が内径番号
            5桁 → 先頭3桁が系列、下2桁が内径番号
            内径番号から内径への換算は前半の4つの規則のとおり
4. 補助記号 ハイフン・スラッシュで片に分け、各片を辞書のキーの長い順に照合
5. 表の引き当て (系列, 内径) の行 → 外径・幅・面取り、同じ内径の他系列

1の正規化があるので、「6205zz」と打っても 6205ZZ と同じ結果になる。

4の照合で長い順にしているのは、DDU を DD+U に、2RSH を 2RS+H に割ってしまわないためだ。さらに、Z・V・N のような1文字の記号は、片の末尾にあるか、直後に別の既知の記号が続くときだけ記号として読む。この境界の条件が無いと、NSK のグリース記号を含む「6205ZZCMNS7S」の NS7S を「N(輪溝付き)+S7S」と誤読してしまう。境界つきにしたことで、ZZ・CM・NS7S の3つに正しく分かれ、NS7S は未対応の記号として残る。辞書に無い記号は無理に解釈せず、そのまま「未対応」として返し、寸法は基本番号から出す。

区切りの無い 2RS の曖昧さ

いちばん悩んだのが、ハイフンの無い「6082RS」のような入力だ。数字列の末尾の「2」が基本番号の一部なのか、2RS の「2」なのかは、文字列だけでは決まらない。そこで、数字列の末尾が 2 で、直後が RS・RU・RD・RK・RZ・Z のいずれかのときは、末尾の 2 を補助記号側へ移した読みも候補にする。

  • 文字どおりの読みが収録表に無く、移した読みが表にある → 移した読みを採る(6082RS → 608-2RS)
  • 両方とも表にある → 文字どおりを採り、もう一方の読みを知らせる(6032RS → 6032-RS、603-2RS とも読める)

6082 は60系・内径410mmとして規則上は成立する番号なので、読み替えたときは必ずその旨を表示する。黙って読み替えると、本当に 6082 を探している人を誤らせるからだ。

寸法表の作り方

寸法の一次資料は JIS B 1521 の寸法表だが、参照できた本文では表の数値部分が省略されていた。そこで、メーカーのカタログ3系統を突き合わせて表を確定した。

NSK と NTN(深溝玉軸受のカタログ)の寸法表は PDF で公開されているが、そのままテキストを抜き出すと列の並びが崩れる。そこで PDF 上の単語の座標から行を組み立て直し、型番ごとに外径・幅・面取りを取り出した。NTN の表は内径のセルが複数行にまたがる結合セルで、行がずれやすい。内径は表から読まず、呼び番号から規則で出した値で突き合わせた。

結果、内径10〜200mmの主系列169型番は、NSK と NTN で外径・幅・面取りの食い違いが0件だった。小径(内径3〜9mm)の35型番は、NSK と NTN の両方に載る30型番を照合して外径・幅・シールド付きの幅がすべて一致。NTN に無い 633・636・637・638・639 の5型番は、Koyo の商品ページの値が NSK と一致することを確かめた。

割れたのは面取りの3件だけだ。683 は NSK・NTN が 0.1、Koyo が 0.15 で、2社がそろう 0.1 を採った。629(0.6)と 684(0.15)は3社とも同じ値だったが、NSK のカタログがこの値を「JIS B 1521 に準じていない」として括弧書きにしていた。値はそのまま持ち、結果にはメーカー値である旨の注記を添えている。

基本動定格荷重を持たない理由

寿命計算に使う基本動定格荷重 Cr は、あえて持たせていない。同じ 6205 でも、NSK のカタログでは 14,000N、NTN のカタログでは 15,500N と値が違うからだ。寸法は規格で決まっているので各社で一致するが、定格荷重は各社の設計と材料で変わる。どれか1社の値を載せると、別メーカー品を使う人にとっては誤った数字になる。寿命を計算するときは、実際に組み込むメーカーのカタログから Cr を拾ってほしい。

ベアリング 寸法表・メーカー品番検索との違い — 番号と寸法を往復し、他社の記号も同じ区分で読む

既存の寸法表が「型番から寸法へ」の一方向だという前提は、前半の「なぜ作ったのか」で書いた。ここでは、実際に並べて使ったときの違いを3つに絞る。

1つ目はメーカーの品番検索。自社の呼び番号を正確に打てば詳しい仕様まで出てくるが、作りは自社品番の完全一致だ。他社の記号が付いた番号を入れても、同じ区分の自社品へは読み替えてくれないし、「内径25mmで外径がこれ以下」という寸法からの引き方も無い。このツールは各社のゴムシール記号を1つの辞書に持っているので、どのメーカーの表記で入れても、シールドか、接触シールか非接触シールかの区分に揃えて返す。

2つ目は寸法早見表のサイト。d・D・B は並んでいるが静的な表なので、末尾の補助記号の意味は載っていないか別ページにあり、寸法から探すにはページ内検索で外径の数字を追うしかない。

3つ目は通販の商品ページ。1型番に1ページなので、同じ内径で系列を変えると外径と幅がどう変わるかを横に並べて見られない。このツールは型番を入れると、同じ内径の他系列を一緒に表示する。

関連ツールとの役割分担も書いておく。このツールが受け持つのは「番号 ⇔ 寸法と記号の意味」までだ。軸の太さを強度から決めるのは軸径の計算の役目で、決まった径をこのツールの逆引きに入れる。寸法が決まったら、軸とハウジング穴の公差ははめあい系の3本(公差の検索、グレードの選定、穴基準と軸基準の選び方)、内輪を締まりばめで入れるときのしめしろは圧入の計算に渡す。寿命の計算には基本動定格荷重が要るが、このツールはそれを持たないので、使うメーカーのカタログ値を寿命計算の側に入れてほしい。転がり軸受では収まらない条件ならすべり軸受の設計、ハウジングの密封を O リングで取るなら溝の設計、とそれぞれ別の道具に任せる。

ベアリングの豆知識 — 「ミニアチュア」と「小径」の境目、精度等級の数字の並び

ミニアチュア玉軸受と小径玉軸受は、外径 9mm で分かれる

内径の小さい玉軸受は、ひとまとめに「小径ベアリング」と呼ばれがちだ。ところが NTN のカタログ(CAT.2203 B03 ミニアチュア玉軸受・小径玉軸受) の「軸受の寸法範囲」の表は、これを2つに分けている。

  • ミニアチュア玉軸受: 呼び軸受外径 D < 9mm
  • 小径玉軸受: 呼び軸受内径 d < 10mm、かつ 呼び軸受外径 D ≧ 9mm

境目が内径ではなく外径に引かれているのが面白いところだ。内径が同じでも、系列を変えて外径が 9mm を超えれば「小径」の側へ移る。このツールが収録する内径 3〜9mm の型番も、この線をまたいで両方の区分に分かれている。

同じページには「一般に多く使われるシール・シールド軸受は、大部分が幅寸法を開放形より1〜2mm広くしている」とも書かれている。前半の実務の節で扱った「シール付きで幅が変わる」話は、個別の型番の癖ではなく、このサイズ帯の軸受に共通する設計だということになる。さらに備考には「シールド形は呼び番号により ZA あるいは SA に変わる場合がある」とある。ZA・SA はこのツールの辞書に入れていないので、刻印にこの形を見つけたら、記号の意味はメーカーの寸法表で確かめてほしい。

精度等級は「0級 → 6級 → 5級 → 4級 → 2級」の順に上がる

NTN の転がり軸受入門ハンドブック(CAT.9012) には、JIS の精度等級が「0級(一般に並級ともいう)→ 6級 → 5級 → 4級 → 2級」の順に高くなると書かれている。いちばん下が 0級で、そこから数字が6へ跳ね、あとは小さくなるほど精度が上がる。数字の大小だけで上下を判断すると、0級と2級の位置を取り違えやすい。

0級は標準なので、呼び番号には記号を付けない。同じハンドブックの補助記号一覧でも「(P0)」と括弧書きになっている。番号の末尾に P6 があれば、並級より1段上の等級を指定している、という読み方になる。同じ一覧には、JIS の P 記号と並んで ABMA(米国軸受製造業者協会)の等級を表す -2・-3・-0・-00 まで載っている。1つの補助記号一覧の中に、規格の違う等級の記号が並んでいるわけだ。

ベアリングを測って型番を当てるときのコツ

  • 実測値は切り捨てず、いちばん近い整数に丸める: 軸受の内径と外径は、許容差が「上側0・下側マイナス」で決められていて、実物は呼び寸法よりわずかに小さい側に仕上がる。差はミクロン単位でノギスの読み取り誤差と変わらないので、24.98 と読めたら呼び寸法は 25mm と見てよい。切り捨てて 24 と入れると、まったく別の内径を探すことになる。
  • 刻印が擦れていたら、内径と外径の実測で系列を当てる: 同じ内径の中では、68 → 69 → 60 → 62 → 63 の順に外径が必ず大きくなり、同じ外径の組は1つも無い。内径と外径の2つが測れれば系列は1つに決まる。逆引きで外径の上限に整数へ丸めた実測値を入れれば、候補のうち外径がいちばん大きいものが手元の軸受だ。幅も測れていれば、答え合わせに使える。
  • 刻印は数字で始まる部分だけを拾う: 軸受の側面にはメーカー名や生産国も並んで刻まれている。呼び番号は数字で始まる部分なので、その前の英字は入れない。英字から始まる入力は呼び番号として読まない。
  • メモや発注書では、基本番号と補助記号をハイフンで区切って書く: 区切りの無い書き方は、使用例のケース6・7(区切りの無い 2RS)のように、別の型番とも読めてしまうことがある。手書きのメモを人に渡すときも同じだ。

ベアリング呼び番号ファインダーのよくある質問

Q: 型番を入れたら「収録表に無い」と出た。読み方が間違っている?

読み方は合っていることが多い。「表に無い」には理由が3通りある。1つ目は、規則上は成り立つが収録表に無い型番で、6823 は内径 115mm と読めるが、68系にこの内径は載せていない。2つ目は深溝玉軸受の5系列以外の形式で、7205 はアンギュラ玉軸受なので寸法は出ないが、内径番号の規則は共通なので内径 25mm は出し、同じ内径の深溝玉軸受を並べる。3つ目は収録範囲(内径 3〜200mm)の外で、681 は内径 1mm になる。どの理由かは結果の近くに表示される。

Q: 「未対応の記号」と出た文字は何を表している?

保持器・グリース・メーカー独自の設計記号など、寸法に関係しない記号のことが多い。たとえば 6205M の M は NTN では高力黄銅もみ抜き保持器を表し、6205ZZCMNS7S の NS7S は NSK のグリース記号だ。どちらも寸法は基本番号の 6205 から出している。未対応の記号は意味を推測で埋めず、発注するときはそのまま書き写してメーカーに確かめてほしい。

Q: 逆引きで内径を入れたら「収録表に無い」と出た

深溝玉軸受の内径は飛び飛びの値しか無いので、収録表に無い内径を入れると、下と上の直近の内径を示す。たとえば内径 23mm なら 22mm と 25mm が出る。系列を絞り込んでいるときは、その系列の中で直近を探す。69系だけに絞って内径 22.5mm を入れると、69系に 22mm は無いので 20mm と 25mm になる。実測値の端数が原因なら、上の「コツ」の節のとおり整数に丸めて入れ直してほしい。

Q: 逆引きの「幅の上限」は、シール付きの幅で判定している?

開放形の幅で判定している。大径側はシールド・シール付きでも幅が変わらないが、小径の一部の型番は幅が広がる。そうした型番は候補から外さずに残し、シールド・シール付きだと幅の上限を超えることを警告で知らせる。開放形なら入るが ZZ では入らない、という情報をそのまま渡すためだ。シール付きを使う前提なら、警告が出た型番はハウジングの奥行きと突き合わせてほしい。

Q: 基本動定格荷重(Cr)はなぜ表示されない?

同じ呼び番号でもメーカーによってカタログ値が違うため、持たないことにした。理由の詳細は前半の仕組みの節で説明したとおりだ。寿命を計算するときは、このツールで寸法と系列を確かめたうえで、実際に使うメーカーのカタログから Cr を拾って寿命計算に入れてほしい。発注先がまだ決まっていないなら、候補の各社の値を入れて寿命の幅を見ておくと、メーカーを替えたときに慌てずに済む。

Q: 入力した型番や寸法は、どこかに送られる?

送られない。呼び番号の読み取りも寸法表の引き当ても、ページに組み込んだ表を使ってブラウザの中だけで処理している。入力した型番や実測値がサーバーへ送信されたり記録されたりすることは無いので、客先設備の型番や未発表の設計寸法をそのまま入れても差し支えない。通信が不安定な現場でも、ページを一度開いてしまえば計算そのものは手元で完結する。

まとめ — 番号を寸法に戻してから、次の計算へ

型番は、外径・幅・面取りと末尾の記号の意味まで実寸と区分に戻して初めて設計に使える。戻したら、次の計算へ進もう。

収録してほしい系列や記号、寸法の気になる点があれば、お問い合わせページから知らせてほしい。

M

Mahiro

Mahiro Appの開発者。古いポンプから外したベアリングの刻印が『6305Z』まで読めて、Z が片側だけのシールドだと知らずに ZZ を発注したことがある。寸法は同じでも、片側を開けて使う設計には合わない。それ以来、番号は末尾の記号まで一文字ずつ読むようにしている。

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