「上から40mで止めて」のはずが、自分の仕掛けだけ浅い
船長のアナウンスが入る。「水深60m、上から40mで止めてください」。リールのカウンターを見ながら40mで落下を止め、ゆっくり誘いを入れる。隣の竿が曲がり、その向こうでも曲がる。自分の竿先だけが静かなままだ。エサも仕掛けもほとんど同じで、違うのは自分だけPEが一段太いことくらい。それなのに、なぜか自分にだけ反応がない。
こういう日に疑ってほしいのは、カウンターの数字そのものだ。リールのカウンターが数えているのはスプールから出ていった糸の長さで、仕掛けが沈んでいる深さではない。潮が止まっていれば糸は真下に入るので、出した長さと深さは一致する。ところが潮が流れていると、糸は潮下へ押されて斜めになる。斜めの糸を40m出しても、仕掛けがいる深さは40mより浅い。しかも糸はまっすぐな斜め線ではなく、海面に近いところほど大きく寝た弓なりになる。
このページのツールは、水深・潮の速さ・PEとリーダーの号数・オモリの号数(ジグやタイラバならグラム)を入れると、潮に押された道糸の形を計算し、着底したときにカウンターが何mを指すか、それが実際の水深と何mずれるかを出す。ずれを許容内に収めるのに要るオモリの号数と、今のオモリのまま使える最も太いPEも逆算する。船長の指示ダナを入れれば、カウンターどおりに落としたときの実際の深さと、本当にその深さへ届けるのに要るカウンターの値も並ぶ。
なぜ作ったのか — 「水深と同じ号数」には潮も糸の太さも入っていない
船釣りのオモリの選び方を調べると、ほぼ必ず出てくるのが「オモリの号数は水深(m)と同じくらい」という目安だ。ジギングなら「ジグの重さ(g)は水深の2倍」。覚えやすく、初めての船でも大きく外さない。けれど、この目安には潮の速さも、糸の太さも入っていない。潮がほとんど動かない日と、船べりで潮がざわつくほど流れる日とで、目安の数字は同じだ。「潮が速いときは重めに」という但し書きはあっても、どのくらい重くすればいいのかは書いていない。
もうひとつ引っかかっていたのが、糸を細くするか、オモリを重くするかという選択だ。どちらも糸の傾きを小さくする方向に効く。ただ、細い糸は切れやすく、重いオモリは竿の適合号数や腕の疲れ、船宿の号数指定とぶつかる。どちらに寄せるかを決めるには、「何号細くすれば、オモリを何号軽くできるのか」を比べる物差しが要る。ところがその物差しが見当たらなかった。
このツールの早見表は、その比較のために付けている。たとえば水深500mの深海で潮0.3ノット、ずれを10%以内に収めたいとき、PE0.6号なら80号で足りるところ、PE3号では150号が要る。糸の太さだけでオモリが倍近く変わることが、表の1列で見える。
最初に断っておきたいのは、このツールは絶対値を当てる道具ではないということだ。潮は海面から海底まで同じ速さで流れていて、糸の形は時間がたっても変わらない、という理想化した条件で計算している。天秤やハリ、エサが受ける潮の抵抗も、編み糸の表面がざらついている分の抵抗の増え方も入っていない。どれも糸をさらに流す方向に効くので、実際のずれは計算より大きく出ることが多い。だから「計算ではぎりぎり許容内」なら、現場ではおそらく超えている。逆に「計算で既にずれ大」なら、実際はもっと悪い。この向きを踏まえて、糸とオモリの組み合わせを比べるために使ってほしい。
潮に押された道糸の形 — 糸に働く3つの力の釣り合い
糸がどんな形になるかは、糸の各部分に働く力を順に見ていけば決まる。難しい道具は要らない。登場する力は3つだけだ。
潮流と糸ふけとは — 糸に働くのは抗力・水中重量・張力の3つ
潮に流されて糸が真下からそれ、たるんだり弓なりになったりした状態を、釣りでは「糸ふけ」と呼ぶ。風で出る糸ふけもあるが、船釣りで水中の糸を斜めにする主役は潮だ。糸のどの部分を切り出しても、働いている力は次の3つしかない。
- 潮の抗力: 糸のまわりを海水が流れ過ぎるときに、糸を潮下へ押す力。流れが速いほど、糸が太いほど大きい
- 水中重量: 糸の重さから、押しのけた海水の重さ(浮力)を引いた残り。PEは比重0.97で、海水(1.025)より軽い。つまり海の中ではわずかに浮く。ただしその浮く力はPE1.5号を100m沈めても約0.19gfで、実質ゼロだ。フロロカーボンのリーダーは比重1.78なので沈む
- 張力: 糸に沿って伝わる引っぱりの力。オモリの端では、オモリの水中重量とオモリが受ける潮の力を支えている
オモリも水の中では軽くなる。鉛の比重は11.34で、海水との比 1.025 ÷ 11.34 から、海の中では約9.0%軽くなる。40号(150g)のオモリなら、海中で糸を引く重さは136.4gだ。一方、そのオモリが0.5ノットの潮から横向きに受ける力は約2.3gfしかない。重さの60分の1程度なので、オモリのすぐ上の糸はほとんど真下を向いている。糸を潮下へ押しているのはオモリではなく、糸そのものだ。30mのPE1.5号を真下に張ったと仮定すると、0.5ノットの潮から受ける力の合計はおよそ37gfになる。オモリが受ける力の16倍だ。
道糸の角度と水深の関係 — 海面に近いほど糸が寝る理由
張力を「縦向きの成分」と「横向きの成分」に分けて考える。縦向きの成分は、ほぼオモリの水中重量そのものだ。PEは海中で重さがほぼゼロなので、糸をたどって海面に近づいても縦向きの力はほとんど増えない。
横向きの成分は事情が違う。オモリの端ではオモリが受ける潮の力だけだが、上へたどるたびに、通り過ぎた区間の糸が受けた潮の抗力がどんどん足されていく。縦はほぼ一定、横は上に行くほど増える。糸の向きは縦と横の比で決まるので、海面に近いところほど糸は寝る。初期値の条件(水深30m・潮0.5ノット・PE1.5号・40号)では、オモリ直上で鉛直から1.0°、竿先で16.5°になる。糸の形は直線ではなく、下ではほぼ垂直、上へ行くほど潮下へ傾く弓なりだ。
ここにもうひとつの効果が重なる。抗力を生むのは、糸に直角に当たる成分の流れだけだ。糸が鉛直から角度 φ だけ傾くと、直角成分の流速は U × cosφ に減り、抗力はその2乗、つまり cos²φ に比例して小さくなる。16.5°寝た糸が受ける抗力は真下の糸の92%、50.6°寝ると40%まで下がる。寝るほど潮を受け流すので、糸がいきなり水平まで寝ることはないが、弓なりの形そのものは消えない。
身近なたとえでいえば、流れの速い川に、橋の上から五円玉を結んだ凧糸を垂らしたときの形だ。五円玉のすぐ上の糸はほぼまっすぐ下を向き、水面に近いところの糸ほど大きく下流へ持っていかれる。船の上の道糸は、これを数十〜数百mに引き伸ばしたものだと考えればいい。
糸の微小な区間 ds について、ここまでの話を式にまとめるとこうなる。
糸に直角な流速 Un = U × cosφ (φ:糸の鉛直からの角度)
糸1mあたりの抗力 fn = ½ × ρ × Cd × d × Un²
糸1mあたりの水中重量 w = (ρ線 − ρ) × g × π d² / 4
(ρ:海水の密度 1025 kg/m³、d:糸の直径)
区間 ds での力の釣り合い(Hx:張力の横成分、V:縦成分)
dHx/ds = fn × cosφ
dV/ds = w − fn × sinφ
tanφ = Hx / V
オモリの端での値
Hx = オモリが受ける横向きの抗力
V = オモリの水中重量
PEの号数と抵抗 — 太い糸は大きな帆を張っているのと同じ
抗力の式に直径 d がそのまま掛かっていることに注目してほしい。糸1mが潮を受ける面積は「直径 × 1m」の細長い長方形で、号数が太いほど、潮を受ける帆が大きくなる。PE1.5号の直径は0.209mm、PE3号は0.296mm。水深150mなら、その帆を150m以上つないで海に入れていることになる。オモリをいくら重くしても、帆が大きければ横向きの力はそれだけ溜まっていく。
抗力係数とレイノルズ数 — 細い糸ほど係数は大きくなる
式の中の Cd(抗力係数)は、物体の形と流れ方で決まる「潮の受けやすさ」の係数だ。釣り糸のような細い円柱では、Cd はレイノルズ数 Re によって変わる。Re は「流れの勢い」と「水の粘り」の比で、流速と直径を掛けて、海水の動粘度(約1.05×10⁻⁶ m²/s)で割った数だ。
Re = Un × d / ν (ν:海水の動粘度 ≒ 1.05×10⁻⁶ m²/s)
Cd = 1 + 10 × Re^(−2/3)
Re が小さい(細い糸・遅い潮)ほど水の粘りが効いて、Cd は大きくなる。潮0.5ノットのとき、PE1.5号は Re ≒ 51 で Cd ≒ 1.73、PE0.6号は Re ≒ 32 で Cd ≒ 1.99、PE3号は Re ≒ 73 で Cd ≒ 1.58 だ。PE3号の直径はPE0.6号の2.24倍だが、1mあたりの抗力は1.78倍にとどまる。糸を細くした効果は、直径の比ほどには効かない。ここは直感とずれやすいところで、号数を半分にしても流され方が半分になるわけではない。
タナがずれると何が起きるか — 届かない・絡む・ひとりだけ流される
ずれは「数字が合わない」で終わらない。釣果と、船の上の人間関係の両方に響く。
(a) 指示ダナに届かず、魚の層を外す。 タイラバの条件(水深60m・潮0.5ノット・PE0.8号+フロロ4号5m・ヘッド80g)で、カウンター40mまで落として止めると、ヘッドが実際にいる深さは37.5mだ。2.5m浅い。本当に40mへ届けたいなら、カウンターで43.0mまで出す必要がある。魚探に映る反応の帯が数m幅なら、2.5mはその帯から外れるのに十分な差になる。冒頭の「自分だけ反応がない」は、この差で起きている可能性が高い。
(b) 糸が寝ると、アタリが遅れ、隣と絡む。 海面付近の糸が45°を超えて寝てくると、竿先から仕掛けまでの糸がたるんだ弓になり、アタリが竿先に届くまでに時間がかかる。合わせの力も弓の部分で吸われる。さらに、潮下側に座る人の糸の上を横切るようになり、オマツリが一気に増える。底では糸に引かれたオモリが斜めに引きずられるので、根掛かりもしやすい。ツールは海面付近の角度が45°以上になると、その旨を注記する。
(c) 船中でオモリの号数をそろえる理由。 船宿が「オモリ◯号統一」と指定するのは、全員の糸を同じ角度で入れるためだ。中深場の条件(水深150m・潮0.5ノット・PE3号)で、ほかの全員が120号を使っているとき、オモリは船の真下から潮下へ47.9m流される。ここで自分だけ80号にすると、流される距離は74.8m。ひとりだけ26.9mも潮下へ出ていくことになり、その間にいる全員の糸を横切る。軽いオモリで繊細に釣りたい気持ちは分かるが、船の上では自分だけの問題にならない。
(d) 潮が倍になると、ずれは倍では済まない。 浅場のアジの条件(水深30m・PE1.5号・40号)で、潮が0.5ノットから1ノットに速まったとする。ずれは水深の1.5%から19.3%へ、約13倍に跳ね上がる。オモリが流される距離は4.7mから17.6mへ約3.8倍、海面付近の糸の角度は16.5°から50.6°になる。抗力は流速の2乗で効き、さらに糸が寝ることで出ていく糸が長くなり、受ける潮も増える。この重なりで、潮の速さの変化は、ずれを何倍にも増幅する。
この分野には、ずれを規制する規格や法令は無い。基準になっているのは船宿の運用と釣りメディアの目安だ。冒頭で触れた「オモリの号数=水深」という経験則を、上の数字に当てはめてみる。すると「潮0.5ノット程度なら余裕で収まり、1ノットで許容を超え始める」位置にいることが分かる。潮が速い日にオモリを重くさせる船宿の運用は、計算の上でも筋が通っている。
活躍する場面
中深場・深海の胴付き仕掛け
水深150mを超える釣りでは、角度がわずかでも、ずれは何mにもなる。船宿の指定号数のもとで、自分のPEの太さが許容内に入るのかを出船前に確かめておける。着底までの時間の目安も出る。水深500mで200号なら約105秒なので、「そろそろ着底するはず」の判断にも使える。
タイラバの底取り
ヘッドが軽く、着底の感触がつかみにくい釣りだ。カウンターが水深を何m超えたあたりで底に着くのかを先に知っておけば、着底を待つ構えができる。指示ダナを入れれば、巻き上げの起点が実際には何mなのかも分かる。
ライトジギングのジグの重さ選び
ジグの重さはグラムでそのまま入れられる。同じ潮で何gまで上げれば許容内に収まるか、手持ちのジグの重さをいくつか入れ替えて比べられる。平たいジグはオモリより潮を受けやすい、という注記も添えられる。
潮が速まった日のオモリの持ち替え
朝は穏やかだった潮が、昼前から急に走り出すことがある。新しい潮の速さを入れ直せば、オモリを何号に上げればいいか、それとも細い糸を巻いた予備のリールに替えるほうが早いかが、その場で並ぶ。
基本の使い方 — 海・糸・判定の3ステップ
① 海の条件を入れる。 水深と潮の速さを入れる。潮の速さはノットかm/sを選べる。ここで入れるのは「糸が受ける潮の速さ」だ。船ごと潮に乗せて流す流し釣りなら、潮の速さと船の速さの差になる。アンカーを打つかかり釣りなら、潮の速さそのものを入れる。単位を切り替えても入力欄の数字は換算されず、単位だけが読み替わる。
② 糸とオモリを入れる。 PEの号数(0.4〜4号)を選ぶと、その直径が欄の下に表示される。リーダーはフロロカーボンの号数と長さを入れる。使わないなら号数で「なし」を選べば、長さの欄は計算に使われない。オモリは号数かグラムで入れ、反対側の単位での値も欄の下に表示される。
③ 判定の基準を決めて結果を見る。 許容するずれ(初期値10%)を入れる。船長の指示ダナがあれば、カウンターの値として入れる(任意)。結果には、着底時のカウンター表示と「許容内/ずれ大/底が取れない」の判定が出る。続いて、実水深とのずれ、海面付近とオモリ付近の糸の角度、オモリの流され距離、着底までの目安時間が並ぶ。さらに、許容内に収める最小のオモリと、今のオモリで使える最も太いPEが表示される。断面図には、真下に下ろした場合の線と計算した糸の形が重ねて描かれ、糸の色は判定に応じて変わる。その下の早見表で、PE0.6〜3号それぞれについて、必要なオモリと今のオモリでのずれを見比べられる。
迷ったら、「浅場のアジ」「中深場」「タイラバ」「ライトジギング」の4つのプリセットから始めて、自分の条件に近づけていくのが早い。
具体的な使用例 — 8つの条件でカウンターと実際の深さを比べる
結果は小数1桁に丸めている。早見表の値は、いずれも同じ水深・潮・許容ずれのまま、PEの号数だけを替えたものだ。
ケース1: 浅場のアジ(水深30m・潮0.5ノット・PE1.5号・40号)— カウンター30.5m
- 入力: 水深30m、潮0.5ノット、PE1.5号、リーダーなし、オモリ40号、許容10%
- 結果: 着底時のカウンター30.5m、ずれ0.5m(水深の1.5%)、判定は許容内。糸の角度は海面付近16.5°、オモリ付近1.0°。流され距離4.7m、着底まで約8.3秒。許容内に収める最小のオモリは20号、今の40号で使える最も太いPEは4号
- 解釈: 「水深と同じ号数」より重い40号なので、穏やかな潮なら余裕がある。オモリは20号まで軽くでき、糸もPE4号まで太くできる。初期値はこの条件にしてあるので、まずここから数字を動かしてみてほしい
ケース2: 同じ仕掛けで潮が1ノットに速まる — ずれ19.3%、60号かPE0.6号
- 入力: ケース1の潮だけを1ノットに変更
- 結果: カウンター35.8m、ずれ5.8m(19.3%)で、判定はずれ大。海面付近の糸は50.6°まで寝る。必要なオモリは60号、今の40号で使える最も太いPEは0.6号
- 早見表: PE0.6号→40号(今のオモリでずれ9.9%)、PE0.8号→50号(12.2%)、PE1号→50号(14.3%)、PE1.5号→60号(19.3%)、PE2号→80号(24.3%)、PE3号→80号(34.1%)
- 解釈: 解決策は「オモリを40号から60号へ」か「PEを1.5号から0.6号へ」の2通りだ。表を縦に読むと、PEを1.5号から0.8号へ落とせば必要なオモリは60号から50号に下がる。糸を細くする効果と、オモリを重くする効果を、号数の単位で比べられる
ケース3: 中深場(水深150m・潮0.5ノット・PE3号・120号)— カウンター159.6m
- 入力: 水深150m、潮0.5ノット、PE3号、リーダーなし、オモリ120号、許容10%
- 結果: カウンター159.6m、ずれ9.6m(6.4%)で許容内。海面付近33.1°、オモリ付近0.7°。流され距離47.9m、着底まで約34.4秒。必要なオモリは100号、使える最も太いPEは4号
- 早見表: PE0.6号→60号(2.1%)、PE1.5号→80号(3.8%)、PE2号→100号(4.7%)、PE3号→100号(6.4%)
- 解釈: 割合では6.4%でも、深さにすると10m近い。深場では割合が小さくても絶対値が大きくなる。PE3号から2号へ落としても必要なオモリは100号のままだが、1.5号まで落とせば80号で済む
ケース4: タイラバ(水深60m・PE0.8号+フロロ4号5m・ヘッド80g)— ずれ15.9%、30号相当が要る
- 入力: 水深60m、潮0.5ノット、PE0.8号、リーダー フロロ4号5m、オモリ80g(g入力)、許容10%、指示ダナ40m
- 結果: 80gは21.3号相当で、海中の重さは72.8g。カウンター69.5m、ずれ9.5m(15.9%)で、判定はずれ大。海面付近の糸は47.1°。流され距離31.7m、着底まで約18.4秒。必要なオモリは30号(112.5g)で、今のヘッドのままでは0.4号まで細くしても収まらない
- 早見表: PE0.6号→25号(13.5%)、PE0.8号→30号(15.9%)、PE1号→30号(18.1%)、PE1.5号→40号(23.3%)
- 解釈: 指示ダナ40mとの関係は、上の実務の節で見たとおりだ。この条件で効くのは糸ではなくヘッドの重さのほうで、80gから110g台へ上げるのが近道になる。PE0.8号より細い糸へ逃げても、それだけでは許容に届かない
ケース5: ライトジギング(水深50m・潮0.7ノット・PE1号・ジグ100g)— ずれ28.7%
- 入力: 水深50m、潮0.7ノット、PE1号、リーダー フロロ4号5m、ジグ100g、許容10%
- 結果: 100gは26.7号相当。カウンター64.3m、ずれ14.3m(28.7%)で、判定はずれ大。海面付近57.6°、オモリ付近2.2°。流され距離36.8m。必要なオモリは50号(187.5g)で、今のジグのままでは0.4号まで細くしても収まらない
- 早見表: PE0.6号→40号(21.2%)、PE0.8号→50号(25.1%)、PE1号→50号(28.7%)
- 解釈: 「ジグの重さ=水深×2g」の目安どおりでも、ずれは3割近い。ジギングはもともと糸を斜めに出して広く探る釣りなので、ずれが大きいこと自体は異常ではない。ただ、「底を取って何m巻く」という釣り方をするなら、底からの距離は思ったより短くなる。平たいジグは計算の円柱より潮を受けるので、実際はもっと流される
ケース6: アジの条件にフロロ8号を10m足す — ずれ1.5%が2.9%に
- 入力: ケース1に、リーダー フロロ8号10mを追加
- 結果: カウンター30.9m、ずれ0.9m(2.9%)。海面付近20.6°、流され距離6.6m。必要なオモリは20号から25号へ上がる
- 解釈: フロロ8号の直径(0.47mm)はPE1.5号(0.209mm)の2倍強だ。フロロは海中で沈むので重さは少し足されるが、それ以上に「太い帆」がオモリのすぐ上に10m付く効果のほうが勝つ。ずれはほぼ倍になる。太く長いリーダーは強度の安心と引き換えに、糸を流す側に働く
ケース7: 300号でも許容5%に収まらない(水深80m・潮1ノット・PE4号・150号)
- 入力: 水深80m、潮1ノット、PE4号、リーダーなし、オモリ150号、許容5%
- 結果: カウンター96.0m、ずれ16.0m(20.1%)で、判定はずれ大。海面付近51.7°、流され距離47.5m。必要なオモリは「300号でも収まらない」。今の150号で使える最も太いPEは0.6号(ずれ4.8%)
- 早見表: PE0.6号→150号(4.8%)、PE0.8号→200号(5.8%)、PE1号→200号、PE1.5号→250号、PE2号→250号、PE3号→300号(15.8%)
- 解釈: PE4号のままでは、流通している最大の300号を付けても許容に入らない。糸の帆が大きすぎて、オモリでは取り返せない状態だ。この日に必要なのは重いオモリではなく、細い糸を巻いたリールのほうだと分かる
ケース8: 底が取れない(水深100m・潮2.5ノット・PE4号・10号)
- 入力: 水深100m、潮2.5ノット、PE4号、リーダーなし、オモリ10号、許容10%
- 結果: 判定は「底が取れない」。糸を水深の3倍(300m)出しても海底に届かない。オモリ付近の糸は鉛直から33.7°。海中の重さは34.1g、着底までの目安は約34.7秒(潮に関係なく、真下に沈んだ場合の値)
- 解釈: 速い潮に軽いオモリと太い糸、という無理な組み合わせだ。ツールはカウンターの値を無理に出さず、底が取れないと答える。断面図では、糸が途中で止まった形として描かれる
8ケースを並べると、効き方の違いが見えてくる。潮が穏やかで浅いなら、オモリにも糸にも余裕がある(ケース1)。潮が速い日や深場では、糸の太さがオモリの必要量を大きく左右する(ケース2・3・7)。軽いヘッドやジグの釣りでは、糸を細くしても限界があり、重さを上げるほうが効く(ケース4・5)。
計算の仕組み — 糸をオモリ側から400区間に刻んで積み上げる
直線近似・懸垂線・区間積分の3つを比べた
糸の形を出す方法として、3つを検討した。
- 直線近似: 糸を一定の角度の直線とみなし、水深 ÷ cos(角度)でカウンターを出す方法だ。簡単だが、角度をどこで取るかで答えが割れる。ケース1の条件で竿先の16.5°を使うと31.3m、オモリ直上の1.0°を使うと30.0mになる。実際の糸は上で見た弓なりで、カウンターはその間の30.5mだ。直線では弓の形を表せない
- 懸垂線(カテナリー曲線): 電線や鎖が自分の重さで垂れる形だ。ところがPEは海中でほぼ重さがゼロなので、重さで垂れる効果がそもそも無い。形を決めているのは潮の抗力のほうで、懸垂線は当てはまらない
- 区間ごとの力の釣り合いを数値積分する方法(ケーブル方程式): 糸を細かい区間に分け、上で導いた釣り合いの式を区間ごとに解いてつないでいく。角度が場所ごとに変わることも、リーダーとPEの境目も、そのまま扱える
このツールは3つめを採用した。
オモリの側から積み上げる理由
区間積分には、どちらの端から始めるかという選択がある。海面側の端では、糸の張力も角度も分からない。一方、オモリの側の端は分かっている。オモリがちょうど底に着いて、底からの反力がゼロの状態を考えればいい。このとき張力の横成分はオモリが受ける潮の力、縦成分はオモリの水中重量に等しい。
海面側から始めると、張力を仮に決めて積分し、オモリの条件と合わなければ張力を変えてやり直す(射撃法)ことになる。オモリ側から始めれば、積分は1回で済む。オモリから海面へ向かって区間を積み上げ、高さが水深に達した時点の糸の長さが、そのまま着底時のカウンター表示になる。
潮が海面から海底まで一様だという前提のもとでは、糸の形はオモリがどの深さにあっても同じ曲線になる。オモリが中層にあるときは、その曲線の下の一部が使われるだけだ。だから指示ダナの計算も、同じ積分を途中で止めるだけで済む。カウンターの値から実際の深さを出すときは、糸の長さが指示ダナの値に達したところで止める。実際の深さに届けるカウンターを出すときは、高さが指示ダナの深さに達したところで止める。
RK4・400刻みと打ち切りの条件
積分には古典的なルンゲ=クッタ法(RK4)を使い、刻みは水深の400分の1にした。中深場の条件(水深150m・PE3号・120号・0.5ノット)で、刻みを水深の200分の1・1000分の1・20000分の1と変えても、カウンター表示の差は0.0001m未満だった。400刻みで十分に収束している。リーダーがある場合は、リーダーとPEの境目が区間の端にぴったり来るよう刻みを調整し、1つの区間に2種類の糸が混ざらないようにしている。
入力 → 単位をそろえる(ノット→m/s、g→号)
オモリ:水中重量 W、横向きの抗力 Ds を出す
状態 (Hx, V, x, z) = (Ds, W, 0, 0) から開始
区間ごとに:
s < リーダー長 ならリーダーの直径・比重、それ以外は PE
RK4 で (Hx, V, x, z) を1区間進める
z ≥ 水深 → 区間内を線形補間して終了(s がカウンター表示)
V ≤ 0 → 底が取れない
s > 水深 × 3 → 底が取れない
逆算は連続値ではなく、流通している号数の中で探す
許容内に収める最小のオモリは、連続値として求めることもできる。ただ、「63.4号」と答えられても釣具店には置いていない。そこで5号から300号まで、船釣りで流通している17段の号数の中から答えを探している。オモリが重いほどずれは単調に小さくなるので、17段を半分ずつに絞り込む二分探索で、5回ほどの積分で「許容内に入る最も軽い号数」が決まる。使える最も太いPEは、4号から0.4号までの10段を太い順に試す。早見表の6行分まで含めて、入力を変えるたびにその場で計算し直せる軽さに収めている。
計算例: 浅場のアジ(水深30m・潮0.5ノット・PE1.5号・40号)
- オモリの水中重量: 40号 × 3.75g = 150g。海水中では 150 × (1 − 1.025 / 11.34) = 136.4g
- オモリの横向きの抗力: オモリを長さが直径の3倍の円柱とみなし、潮0.5ノットで約2.3gf。オモリ直上の糸の角度は、2.3 と 136.4 の比から鉛直より1.0°
- 糸の抗力係数: PE1.5号(直径0.209mm)は、上で求めたとおり Re ≒ 51、Cd ≒ 1.73。糸が寝るにつれて Re も Cd も区間ごとに更新する
- 積分: オモリから400区間を積み上げると、高さが30mに達するのは糸の長さ30.5mの地点。そこでの糸の角度は16.5°、水平方向の移動は4.7m
- 逆算: 流通している号数で調べると、15号ではずれ10.4%で許容10%を超え、20号で5.8%に下がって許容内に入る。答えは20号
- 着底までの目安: オモリが軸方向に沈むときの抗力から、終端速度は約3.6m/s。30m ÷ 3.6m/s で約8.3秒。オモリは潮と一緒に流されながら沈むので、この時間は潮の速さに依らない
糸の抗力係数に使った近似式は、流体力学の教科書(F. M. White『Viscous Fluid Flow』)にある円柱の式だ。Re 50で1.74、Re 150で1.35を返し、実測の曲線と1割以内で合う。オモリの抗力係数(横から0.7、軸方向0.8)は S. F. Hoerner『Fluid-Dynamic Drag』の有限長円柱の値を採った。
このモデルが入れていないもの
計算を軽く、結果の比較をしやすくするために、次の要素は入れていない。
- 二枚潮: 表層と底層で潮の向きや速さが違う状態。潮は全層で一様としている
- 仕掛けの抵抗: 天秤・ハリ・エサ・ビーズ・集魚板などが受ける潮の力
- 編み糸の表面の粗さ: PEは細い繊維を編んだ糸なので、表面が滑らかな円柱より潮を受けやすい
- 船の揺れや流し方の変化: 計算は糸の形が落ち着いた定常状態だけを見ている
- 糸とスプールの抵抗による沈下の遅れ: 着底までの時間は、オモリ単体が沈む速さだけで出している
いずれも糸をさらに流し、着底を遅らせる方向に効く。実際のずれと着底時間は、計算より大きく出ることが多い。数字そのものを信じ切るのではなく、「PEを1段細くしたらどれだけ楽になるか」「オモリを1段上げたらどうか」を同じ物差しで比べるために使ってほしい。
船釣り タナ ずれを数字で返す道具は少ない
既存の情報が固定の目安と定性的な解説で止まっている点は上で書いたとおりなので、ここでは「このツールにしかできないこと」と「ほかのツールとの役割分担」だけを並べる。
まず、逆算が両方向にある。いま選んでいるPEのままずれを許容内に収めるなら最小で何号のオモリが要るか、いまのオモリのままなら何号のPEまで太くできるか、の2つを同時に出す。オモリは5号から300号まで実際に売られている17段の号数で答えるので、半端で買えない号数は出てこない。
次に、早見表がその場の条件で作り直される。PE0.6号から3号までの6段について、必要なオモリといまのオモリでのずれを並べるので、「糸を1段細くする」と「オモリを1段重くする」のどちらが効くかが1枚で見比べられる。釣り雑誌の目安表は水深と号数の対応で固定されていて、潮の速さを変えた表は載っていない。
さらに、指示ダナを往復で扱う。カウンターを指示どおりにしたときの実際の深さと、実際にその深さへ届けるためのカウンター値を両方出す。糸の形は断面図で、真下に下ろした場合の点線と重ねて描く。どれだけ糸を出しても底に届かない組み合わせは「底が取れない」と判定し、着底までの時間の目安も添える。
ほかのツールとの分担はこうだ。PEの号数と直径・強度の換算や糸巻量は「釣り糸スペック換算+糸巻量計算」の担当で、このツールの直径はそちらと同じ値を引いている。ガン玉・ジグヘッド・オンス表記まで含めた重さの換算は「オモリ・シンカー号数換算ツール」に任せる。このツールは糸の強度を見ていないので、太さを下げる案が出たら「PEライン&リーダー組み合わせ診断」で狙う魚に対して強度が足りるかを確かめてほしい。
豆知識:ノット・匁・PEの号数の由来
船釣りの道具まわりには、メートル法以前の単位がいくつも生き残っている。潮の速さのノット、オモリの号、PEの号。どれも決め方に歴史がある。
ノットは「結び目」を数えた名残り
ノットは英語で結び目のことだ。速度計が無かった時代の船乗りは、板を結んだロープを船尾から流し、等間隔に作った結び目が砂時計の砂が落ちきるまでに何個手の中を通ったかで船の速さを測った。この道具をハンドログと呼ぶ。結び目の間隔と砂時計の秒数は、数えた結び目の数がそのまま「1時間に何海里進むか」になるように決められていた。
その1海里は1852m。地球の緯度1分ぶんの距離に由来するので、海図とディバイダーがあればどの緯度でも距離が測れる。陸のキロメートルではなく海里とノットが今も航海で使われるのは、この扱いやすさのためだ。船長が「今日は潮が1ノット」と言うときも、同じ単位が使われている。
オモリ1号は五円玉1枚
オモリの1号は、尺貫法の匁(もんめ)1つ分にあたる3.75gだ。明治以降、1匁は正確に3.75gと定められている。身近な目安は五円玉で、ちょうど1匁の重さになっている。40号のオモリなら五円玉40枚、150gと同じ重さということになる。
匁は計量法で取引に使える単位からは外れたが、真珠の重さだけは例外で、今も「momme」として国際取引で通用している。釣りのオモリも、号という呼び名を残したまま実質的に匁を使い続けている数少ない分野だ。
PEの号数は太さではなく重さで決まった
ナイロンやフロロカーボンの号数は、標準の直径で決まっている。1本の丸い糸なので、ノギスで測れば太さが決まるからだ。
ところがPEは細い繊維を何本も編んだ糸で、編み目の隙間や締まり具合で見た目の太さが変わる。そこでPEの号数は、一定の長さあたりの重さを表すデニールを基準に決められ、1号がおおむね200デニールとされている。デニールは9000mあたりのグラム数で、もともとは絹糸の太さの表し方だ。
号数表に載っている直径は、その重さの繊維を隙間なく詰めた丸棒に置き換えたときの値で、実物の編み糸をノギスで挟むと、たいていこれより太く測れる。同じ号数でも、メーカーや編み本数で手触りの太さが違うのはこのためだ。
船の上で使える見積もりのコツ
- 糸の角度は時計の針で読む: 竿先から海面に入る糸を時計の針に見立て、真下を6時とする。1時間ぶんが30°なので、5時の向きなら30°、4時半なら45°だ。ツールが出す海面付近の角度と見比べて、実際のほうがどれだけ寝ているかを覚えておくと、その日の潮が計算の想定よりどれだけ強いかの感覚がつかめる。
- 潮の速さは船べりで測る: 海面の泡やゴミが船首から船尾まで流れる秒数を数え、船の長さをその秒数で割ればm/sが出る。ノットにしたければ0.51で割る(1ノットは約0.51m/s)。船から見た流れなので、流し釣りでも「糸が受ける潮の速さ」としてそのまま入れられる。船長のアナウンスが無い日の代わりになる。
- PEのマーカーでカウンターを検算する: 船釣り用のPEは10mごとに色が変わる。着底したとき海面に入っている色を数えれば、カウンターとは別に出ている糸の長さが分かる。カウンターはスプールの回転から長さを推定しているので、糸を継ぎ足したり巻き量が減ったりすると狂う。ずれを議論する前に、数える側が正しいかを一度確かめておきたい。
- オモリを替えるかの打ち切りどころ: 2〜3回続けて、着底までの時間が前の流しより明らかに長くなる、あるいは着底のたびにカウンターの値が前回より伸びていくなら、潮が速まっているか二枚潮になっている合図だ。そのとき潮の速さを上げて入れ直し、逆算されたオモリの号数を見てから持ち替えを決めると迷いが減る。
道糸の傾きについてのよくある質問
流し釣りのとき、潮の速さには何を入れればいい?
基本の使い方の節に書いたとおり、入れるのは潮と船の速さの差だ。差が分からなければ、Tipsの「船べりで測る」方法で出した値がそれにあたる。迷うのは、表層と底で潮の速さが違う二枚潮の日だろう。ツールは全層を同じ速さとして計算するので、糸の大部分が通る層の速さを入れる。どちらとも決めかねるときは速いほうを入れておくと、結果が甘くならない。
計算より、実際の糸のほうが斜めになるのはなぜ?
計算に入れていない要素(仕掛けの抵抗・編み糸の粗さ・二枚潮・船の動き)は仕組みの節に並べたとおりで、多くは糸をさらに寝かせる向きに働く。だから結果は「少なくともこれだけはずれる」という甘めの見積もりとして読む。Tipsの時計の針で読んだ実際の角度のほうが寝ているなら、その日は潮の速さを一段上げて入れ直すと、オモリの必要量が現場の感覚に近づく。
メタルジグやタイラバのヘッドも計算できる?
できる。オモリの単位を「g」に切り替えて、ジグやヘッドの重さを入れればよい。ただし形はオモリと同じ円柱として計算しているので、g で入れたときは結果の下にその旨の注記が出る。平たいジグは横から潮を受ける面が広く、実際はもっと流される。タイラバのネクタイやスカートの抵抗も入っていない。ジグやタイラバは計算より大きくずれると思っておき、ジグの重さ違いやPEの太さ違いを並べて比べる使い方が向いている。
オモリを号で入れてもgで入れても結果は同じ?
同じになる。gで入れた値は3.75で割って号に読み替えているので、150gと入れても40号と入れても、カウンター表示もずれも一致する。注意したいのは、単位を切り替えても入力欄の数字は換算されないこと。40号のまま「g」に切り替えると40gとして計算し、範囲外なら入力の範囲を知らせるメッセージが出る。潮の速さのノットとm/sの切り替えも同じ扱いだ。切り替えたら、数字を新しい単位で入れ直してほしい。
「底が取れない」と出たら、どう読めばいい?
糸を水深の3倍まで出しても、オモリが底に届かない組み合わせという意味だ。潮が強く糸が太く、オモリが軽いと、糸がほぼ横向きに流されて深さを稼げなくなる。このときは警告の中に、オモリを重くするか糸を細くするかの対処が示される。どちらの手段でも足りない条件では、潮が緩むのを待つか、船を潮に乗せて流して糸が受ける潮を遅くする、という案になる。現実の海でもこの状態ではアタリが取れないので、無理に糸を出し続けないほうがいい。
入力した水深や仕掛けの情報は、どこかに送られる?
送られない。計算はすべて開いているブラウザの中で行っていて、水深・潮の速さ・糸やオモリの号数・指示ダナといった入力内容をサーバーへ送る仕組みは持っていない。よく行くポイントの水深や、自分のタックル構成を入れても外に出ることはない。結果のコピーも手元のクリップボードに入るだけなので、釣行メモや仲間への共有に使うかどうかは自分で決められる。
まとめ
カウンターが数えているのは出した糸の長さで、仕掛けの深さではない。このツールは、潮・糸・オモリの組み合わせでそのずれがどう変わるかを比べ、オモリを重くするか糸を細くするかの判断材料を出す。
PEの号数と直径の換算や糸巻量は釣り糸スペック換算+糸巻量計算、オモリやジグの重さの換算はオモリ・シンカー号数換算ツールが担当する。細いPEにするならリーダーとの強度の釣り合いをPEライン&リーダー組み合わせ診断で、重いオモリを背負える竿かどうかをタックルバランス診断ツールで確かめ、細糸に合わせたドラグはリールドラグ設定計算ツールで決めておくと安心だ。
計算の前提や結果について気づいたことがあれば、お問い合わせページから知らせてほしい。