Weekload

今週の残り工数と残り稼働時間の逼迫度を可視化

プロジェクトの予定工数と曜日別の稼働時間を設定するだけで、週の残り工数と逼迫度を可視化。

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0%
逼迫度危険
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関連ツール

金曜の夕方に「終わらない」と気づく前に

「あれ、今週って残り何時間だっけ?」——タスク一覧を眺めながらこの計算を頭の中でやろうとして、結局よく分からないまま金曜を迎えた経験、あるよね。

Weekload は 今週の残り工数残り稼働時間 を比較して「逼迫度(ひっぱくど)」として可視化するツール。0.25h(15分)刻みで見積と実績を記録し、半円ゲージで残りの余裕が一目でわかる。色が緑なら余裕、黄色で注意、赤になったらタスクの見直しが必要だ。

データはすべてブラウザ内に保存されるので、会員登録もサーバーへのデータ送信も一切なし。スマホでサッと工数チェックできる。

なぜ Weekload を作ったのか

開発のきっかけ

フリーランスとして複数案件を並行していた時期、毎週金曜の夕方に「今週もオーバーした」と気づくパターンが続いた。Trello でタスクは管理していたが「今週あと何時間使えるか」が見えない。Excel で週次の工数表を作ったこともあったが、手動で計算するのが面倒ですぐ使わなくなった。

既存の工数管理ツールを5つほど試した。多くは月単位やプロジェクト単位の管理に特化していて「今週の残り時間 vs 残り工数」という視点がない。あるいは高機能すぎて個人フリーランスには重すぎる。欲しいのは「今週あと何時間使えて、残り何時間分の仕事がある?」というシンプルな比率だけだった。

こだわった設計判断

0.25h(15分)刻みにした理由——作業の最小単位を15分にすると、ポモドーロテクニックとも相性が良い。1分単位だと入力が面倒だし、0.5h単位だと粒度が荒すぎる。15分刻みが実務的にちょうど良いバランスだった。

経過時間の自動計算——「今日は水曜日だから月火水の3日分が経過」と自動で算出する。手動入力では更新を忘れるし、日ごとに異なる稼働時間を細かく管理するのはMVPとしてはオーバースペック。曜日ベースの自動計算がシンプルかつ十分正確だ。

LocalStorage に保存——外部サーバーを使わないことで、プライバシーを完全に保護しつつオフラインでも動作する。工数データは個人の機密情報に近いので、ブラウザ内完結は重要な設計判断だった。

工数管理・逼迫度とは何か — 週次タスク管理の基礎知識

工数管理 とは

工数管理とは、仕事にかかる時間を「見積もり」「記録」「比較」するプロセスのこと。製造業では「人工(にんく)」とも呼ばれ、「1人が1日かけて終わる作業量 = 1人工」という単位で管理する。ソフトウェア開発では「人時(man-hour)」や「人日(man-day)」が使われることが多い。

たとえ話で言えば、家計簿に似ている。収入(=使える時間)と支出(=タスクにかかる時間)を記録して、赤字にならないかチェックする。家計簿をつけない人が「なぜかお金がない」と困るように、工数を管理しない人は「なぜか時間が足りない」という状況に陥りやすい。

工数管理の基本サイクルは3つ:

1. 見積もり: このタスクに何時間かかるかを予測する
2. 記録:    実際にかかった時間を記録する
3. 比較:    見積もりと実績のギャップを分析する

このサイクルを回し続けることで「自分は見積もりの何倍かかる傾向がある」というパーソナルな倍率が見えてくる。これが工数管理の本質的な価値だ。

逼迫度(ひっぱくど)とは — 残り工数と残り時間の比率

逼迫度は Weekload が独自に定義した指標で、残りの仕事量が残りの稼働時間に対してどれだけ詰まっているかを百分率で表したもの。

逼迫度(%) = (残り工数 ÷ 残り稼働時間) × 100
  • 50% → 残り時間の半分で終わる。余裕がある
  • 80% → ほぼ埋まっているが、まだバッファがある
  • 100% → 残り工数と残り時間がちょうど同じ。余裕ゼロ
  • 130% → 残り時間では足りない。タスクの見直しか残業が必要

この指標のポイントは 時間の経過とともに変化する こと。月曜朝に50%だった逼迫度が、タスクが進まないまま水曜になると自動的に上昇する。残り稼働時間が減っているのに残り工数が変わらないから。この「時間切れ感」を数値化できるのが、単なるタスクリストにはない Weekload の強みだ。

週次サイクル と ISO週番号

なぜ「月次」ではなく「週次」なのか。月単位だと30日先のことまで見積もる必要があり、不確実性が高すぎる。1週間なら「今週やること」に集中でき、振り返りのサイクルも速い。アジャイル開発のスプリントが1〜2週間なのも同じ理由だ。

週の識別には ISO 8601 の週番号を使用している。年をまたぐ週(例: 12月末〜1月初め)でも一意に識別できる国際標準で、Weekload では起動時に自動で今週の週番号を算出するため手動設定は不要。

逼迫度の管理不足が招くリスク — なぜ工数の可視化が重要か

残業の常態化と見積もり精度の崩壊

工数を可視化していないと「足りない分は残業でカバー」が常態化する。厚生労働省の「過労死等防止対策白書」によれば、月80時間を超える時間外労働は過労死ラインとされている。週に換算すると約20時間。1日8時間稼働なら、1日あたり4時間の残業に相当する。

問題は残業が増えると見積もり精度がさらに崩壊すること。「まあ残業すればいいか」という前提で見積もると、本来8時間で終わるタスクに12時間かけても違和感がなくなる。この悪循環を断つには「残り稼働時間 vs 残り工数」を常に可視化して、残業なしで回る計画を立てることが第一歩だ。

タスクの優先度判断が遅れるリスク

金曜の夕方に「今週終わらない」と気づいても、打てる手はほとんどない。水曜の昼に気づけば、優先度の低いタスクを来週に回す・チームメンバーにヘルプを出す・スコープを縮小するといった選択肢が残っている。

逼迫度を毎日チェックする習慣をつけると、80%を超えた時点で黄色信号として対策を打てる。これはプロジェクトマネジメントにおける「アーンドバリュー管理(EVM)」の考え方に近い。計画値と実績値の乖離を早期に検知して、手遅れになる前にコースを修正する。

フリーランスの収益悪化

時給換算で仕事を受けているフリーランスにとって、見積もりの精度は直接収益に影響する。「20時間で終わる」と見積もって受注した仕事が30時間かかれば、実質的な時給は2/3に下がる。逼迫度を週次で管理することで、見積もりと実績のギャップを定量的に把握し、次回の見積もりに反映できる。

こんな働き方の人に向いている

複数案件を並行するフリーランス

3つの案件を抱えていて、それぞれに設計・実装・レビューのタスクがある。全体で週40時間の稼働に対して、残り工数が35時間なのか50時間なのかで動き方が変わる。Weekloadなら案件×タスクの2階層で管理でき、逼迫度が一目で見える。

チームリーダーの週次計画

メンバーの工数配分を週単位で見積もるとき、全タスクの見積合計が稼働可能時間を超えていないかをサッとチェックできる。朝会で逼迫度を共有すれば、タスクの再配分をその場で判断できる。

残業リスクの早期検知

水曜の時点で逼迫度が100%を超えていたら、金曜までに終わらない可能性が高い。早い段階で気づければ、タスクの優先度を変えたりヘルプを出したりといった対策が打てる。木曜に気づくのと水曜に気づくのでは、打てる手がまるで違う。

個人の見積もり精度トレーニング

「見積と実績のギャップ」を毎週記録し続けると、自分の見積精度が見えてくる。「いつも1.3倍かかる」と分かれば、次週から見積に1.3倍のバッファを積めるようになる。

基本の使い方

たった3ステップで逼迫度の可視化が始まる。

Step 1: 稼働日と稼働時間を設定する

画面上部の「設定」を開き、稼働曜日をタップでトグル。1日の稼働時間を±ボタンまたは直接入力で設定する。デフォルトは月〜金の8時間。

Step 2: 案件とタスクを追加する

「新しい案件名」に案件名を入力して追加。案件内の「+タスクを追加」からタスクを作成し、編集画面で想定工数を0.25h単位で設定する。

Step 3: 実績を記録して逼迫度を確認する

作業が進んだら、タスク行の±ボタンで実績を加算。逼迫度ゲージがリアルタイムで更新される。緑なら余裕、黄色で注意、赤なら見直しが必要。

具体的な使用例(検証データ)

ケース1: 月曜朝の計画段階

週の始まり。まだ何も消化していない状態。

入力値:

  • 稼働日: 月〜金(5日)、1日8時間
  • 案件A: 設計4h + 実装12h = 16h
  • 案件B: テスト8h + ドキュメント4h = 12h
  • 合計見積: 28h

計算結果:

  • 残り稼働: 40h(5日 × 8h)
  • 残り工数: 28h
  • 逼迫度: 70%

解釈: 緑表示。稼働時間の7割が埋まっている状態で、12hの余裕がある。突発タスクにも対応できる健全な状態。

ケース2: 水曜昼の中間チェック

水曜昼時点で月火水の3日が経過。

入力値:

  • 経過: 3日(24h消化済み)
  • 実績合計: 18h消化
  • 残り工数: 28h - 18h = 10h

計算結果:

  • 残り稼働: 16h(木金の2日 × 8h)
  • 残り工数: 10h
  • 逼迫度: 63%

解釈: 緑表示。順調なペース。水曜時点で6hの余裕があり、予定通り進行中。

ケース3: 木曜夜に新タスク追加

急ぎの案件Cが入り、6hの追加タスクが発生。

入力値:

  • 経過: 4日(32h消化済み)
  • 既存の残り工数: 5h + 新規6h = 11h

計算結果:

  • 残り稼働: 8h(金曜1日)
  • 残り工数: 11h
  • 逼迫度: 138%

解釈: 赤表示。残り8時間では11時間分の仕事が収まらない。タスクの優先度を見直すか、一部を来週に繰り越す判断が必要。

ケース4: 金曜夕方の全完了

全タスクが完了した状態。

計算結果:

  • 残り工数: 0h
  • ステータス: 🎊 すべてのタスクが完了!

解釈: 完了表示。今週のタスクをすべて消化できた。Markdown でエクスポートして記録を残しておくと、来週の見積精度向上に役立つ。

ケース5: 曜日別稼働で週3日パートの管理

副業やパートタイムで稼働日が限られているケース。

入力値:

  • 稼働日: 月・水・金(3日)、1日6時間
  • 案件A: ライティング3h + 校正1.5h = 4.5h
  • 案件B: データ入力3h + 報告書2h = 5h
  • 合計見積: 9.5h
  • 現在: 水曜の作業終了時点(月・水の2日が経過)
  • 実績合計: 5.5h消化

計算結果:

  • 残り稼働: 6h(金曜1日 × 6h)
  • 残り工数: 9.5h - 5.5h = 4h
  • 逼迫度: 67%

解釈: 緑表示。金曜6時間の稼働に対して残り4時間分の仕事なので、2時間の余裕がある。週3日稼働だと1日あたりのインパクトが大きいため、逼迫度の変動も激しくなる。月曜時点で登録しておけば、水曜に「金曜だけで足りるか」を判断できるのがポイントだ。

ケース6: 見積オーバーの振り返り分析

週末に振り返りとして「見積 vs 実績」のギャップを確認するケース。

入力値:

  • 稼働日: 月〜金(5日)、1日8時間
  • 案件A: 設計(見積4h → 実績6.5h)、実装(見積10h → 実績14h)
  • 案件B: テスト(見積6h → 実績5h)、修正(見積2h → 実績3.5h)
  • 合計見積: 22h → 合計実績: 29h

計算結果:

  • 見積合計: 22h
  • 実績合計: 29h
  • 見積倍率: 29 ÷ 22 = 1.32倍
  • 逼迫度推移: 月曜55% → 水曜78% → 木曜106% → 金曜(残業で消化)

解釈: 見積に対して実績が1.32倍かかっている。特に案件Aの実装が見積の1.4倍に膨れており、設計フェーズの粒度不足が原因と考えられる。来週以降は実装タスクの見積に1.3〜1.4倍のバッファを積むことで、木曜の逼迫度100%超えを防げる。この「倍率の学習」こそが週次振り返りの本質的な価値だ。

逼迫度の計算ロジック — 候補手法の比較と実装詳細

週次の余裕度を測る3つのアプローチ

逼迫度を計算する方法はいくつか考えられる。開発時に検討した3つの手法を比較する。

手法精度リアルタイム性実装の複雑さ心理的な分かりやすさ
残り工数÷残り時間の比率(採用)中〜高高い(自動更新)低い直感的(%表示)
バーンダウンチャート方式高い中(日次更新)高い(グラフ化)
アーンドバリュー管理(EVM)最高高い低い(指標が多い)

バーンダウンチャート方式は、横軸に日数、縦軸に残り工数をプロットして理想線と実績線を比較するアプローチ。スクラムのスプリント管理でよく使われる。視覚的には分かりやすいが、グラフを描画するには日次のデータポイントが必要で、「今この瞬間のヤバさ」を1つの数値で表せない。

**アーンドバリュー管理(EVM)**は、計画価値(PV)・出来高(EV)・実コスト(AC)の3指標からスケジュール効率指数(SPI)やコスト効率指数(CPI)を算出する本格的な手法。大規模プロジェクトでは強力だが、「今週のタスクを管理したい」個人ユーザーには指標が多すぎて学習コストが高い。

残り工数÷残り時間の比率方式を採用した理由は、計算がシンプルで結果が直感的だから。逼迫度100%を超えたら「足りない」と即座に分かる。曜日と時刻から残り稼働時間を自動計算するので、ユーザーは実績を記録するだけで逼迫度がリアルタイムに更新される。スマホで片手操作するツールには、この軽量さが不可欠だった。

逼迫度の計算フロー

Weekload のコアロジックは以下のステップで構成される:

Step 1: 総稼働時間を算出
  総稼働時間 = Σ(稼働日ごとの稼働時間)
  例: 月〜金 各8h → 5 × 8h = 40h
  ※曜日ごとに異なる稼働時間の設定にも対応

Step 2: 経過時間を算出
  経過した稼働日数 = 今日までに過ぎた稼働曜日のカウント
  経過時間 = 経過した稼働日数 × 1日の稼働時間
  ※終業時刻を設定している場合は当日の経過を時刻ベースで案分

Step 3: 残り稼働時間を算出
  残り稼働時間 = 総稼働時間 − 経過時間
  ※0以下にはならない(下限0)

Step 4: 残り工数を算出
  残り工数 = Σ(見積工数 − 実績工数)  ※未完了タスクのみ
  ※完了フラグが付いたタスクは除外

Step 5: 逼迫度を算出
  逼迫度(%) = (残り工数 ÷ 残り稼働時間) × 100
  ※残り稼働時間が0の場合は ∞(計算不能表示)

ステップバイステップの計算例

具体的な数値で追ってみよう。

前提条件:
  稼働日: 月〜金(5日)、1日8h
  今日: 水曜(月・火・水が経過 → 3日)
  タスクA: 見積12h、実績6h → 残り6h
  タスクB: 見積8h、実績5h → 残り3h
  タスクC: 見積4h、完了済み → 除外

Step 1: 総稼働時間 = 5 × 8 = 40h
Step 2: 経過時間 = 3 × 8 = 24h
Step 3: 残り稼働時間 = 40 − 24 = 16h
Step 4: 残り工数 = 6 + 3 = 9h(タスクCは完了済みなので除外)
Step 5: 逼迫度 = (9 ÷ 16) × 100 = 56.3%

結果: 逼迫度56%で緑表示。残り16時間に対して9時間分の仕事なので、7時間の余裕がある。

もし木曜に新規タスクD(見積8h)が追加されたらどうなるか:

Step 2(木曜): 経過時間 = 4 × 8 = 32h
Step 3: 残り稼働時間 = 40 − 32 = 8h
Step 4: 残り工数 = 6 + 3 + 8 = 17h(タスクD追加、進捗なしと仮定)
Step 5: 逼迫度 = (17 ÷ 8) × 100 = 212.5%

逼迫度が一気に212%に跳ね上がる。こういう「追加タスクのインパクト」を瞬時に数値化できるのが、このアルゴリズムの強みだ。

0.25h 刻みの設計根拠

15分(0.25h)は多くの業務で採用されている最小計測単位。ポモドーロテクニック(25分作業 + 5分休憩)の1サイクルに近く、実務的な粒度として最適なバランスと判断した。入力はすべて0.25h刻みに丸められるため、浮動小数点の端数問題も回避できる。

タスク管理アプリとの違い

データを外部に送信しない

すべての計算はブラウザ内で完結する。サーバーにデータは一切送信されない。工数データは案件名やタスク名を含むため、業務の機密情報に近い。LocalStorage 保存によるプライバシー保護は、このツールの重要な設計方針だ。

週次 × 逼迫度の可視化

月単位やプロジェクト単位の工数管理ツールは多いが、「今週あと何時間使えるか」に焦点を当てたツールは意外と少ない。Weekload は週のスパンに特化し、逼迫度という1つの指標に集約することで、判断を高速にしている。

スマホ片手操作に最適化

±ボタンによる0.25h刻みの入力は、スマホの片手操作で完結する。朝の通勤中にタスクを追加し、昼休みに実績を記録するような使い方を想定して設計した。

知っておくと便利な工数管理の豆知識

見積精度の傾向 — 計画の誤謬

ソフトウェア開発において、初心者の見積は実際の工数の1.5〜2倍ずれることが多い。これは「計画の誤謬(Planning Fallacy)」と呼ばれる認知バイアスで、ダニエル・カーネマンらが提唱した。対策として「参照クラス予測」——過去の類似タスクの実績を基準にする方法が有効だ。

参考: 計画の誤謬 - Wikipedia

パーキンソンの法則

「仕事は、与えられた時間いっぱいに膨張する」というパーキンソンの法則。締め切りまで余裕があると、無意識に作業を引き延ばしてしまう。逼迫度を常に確認することで、この傾向を意識的に防げる。

参考: パーキンソンの法則 - Wikipedia

工数管理の「バッファ」理論

クリティカルチェーン・プロジェクトマネジメント(CCPM)では、各タスクの安全余裕を削って代わりにプロジェクト全体にバッファを置く。個々の見積を正確にするのではなく、集約したバッファで不確実性を吸収する考え方だ。週次で逼迫度を見ることで、バッファの消化状況を直感的に把握できる。

参考: クリティカルチェーン - Wikipedia

使い方のコツ・Tips

月曜朝に全タスクを洗い出す

週の始めに5分だけ使って、今週やるべきタスクをすべて登録する。この「初期投入」が逼迫度の精度を左右する。後から追加するのは問題ないが、最初の時点で8割は入れておきたい。

見積には1.2倍のバッファを積む

「これは3時間で終わる」と思ったら3.75hで見積もる。自分の見積精度が分からないうちは、1.2倍のバッファが安全な目安。Weekload で週次の実績を記録し続ければ、自分固有の倍率が見えてくる。

黄色になったら優先度を見直す

逼迫度が80%を超えて黄色になったら、残りタスクの優先度を再確認するタイミング。「今週やらなくてもいいタスク」を来週に回すだけで、逼迫度が劇的に下がることがある。

Markdown エクスポートで週次ログを残す

金曜の終わりにMarkdown をエクスポートしてメモアプリに貼り付けておく。週ごとの見積 vs 実績を蓄積すると、見積精度の改善に役立つ。

終業時刻を設定して精度を上げる

設定画面で終業時刻を入力すると、当日の経過時間が時刻ベースで案分される。「水曜の午前中にチェック → まだ水曜分は半分しか経過していない」という精密な逼迫度が出せる。

よくある疑問

Q: 稼働日をゼロにしたら逼迫度はどう表示される?

稼働日を1日も選択しない、または稼働時間を0hに設定すると、残り稼働時間が0になるため逼迫度を計算できない。「稼働日または稼働時間が設定されていないため、逼迫度を計算できません」というバナーが表示される。まずは稼働曜日と時間を設定しよう。

Q: 週をまたいでタスクを引き継ぐには?

金曜日に Markdown エクスポートでデータをコピーし、翌週に Markdown インポートで貼り付ける方法が確実。エクスポートデータには見積・実績・完了状態がすべて含まれるので、実績をリセットして見積だけ引き継ぐことも手動調整で可能だ。「来週以降」セクションに事前にタスクを登録しておく使い方もおすすめ。

Q: 曜日ごとに稼働時間を変えられる?

設定画面で「曜日ごと」モードに切り替えると、月曜は8h・水曜は4hのように個別に設定できる。パートタイムや副業で曜日によって稼働時間が異なるケースに対応している。

Q: 逼迫度が100%を超えたらどうすればいい?

100%超えは「残り時間では残りタスクを消化しきれない」状態。対策は3つ: (1) 優先度の低いタスクを来週に繰り越す、(2) タスクのスコープを縮小する、(3) チームメンバーにヘルプを出す。逼迫度が120%以内なら1つのタスクを移動するだけで解決することが多い。

Q: ブラウザのデータを消してしまったら復元できる?

LocalStorage が削除されるとデータは復元できない。定期的に Markdown エクスポートでバックアップを取っておくことを推奨する。エクスポートしたテキストは Markdown インポートで完全に復元可能。

まとめ

Weekload は「今週あと何時間使えて、残り何時間分の仕事がある?」を1つの逼迫度ゲージに集約するツールだ。

金曜に「間に合わない」と気づくのではなく、水曜の時点で黄色信号に気づけることが最大の価値。0.25h刻みの気軽な入力と、LocalStorage によるプライバシー保護で、毎週の工数チェックを習慣にできる。

お金の管理が気になる人は不平等割り勘マスターもチェックしてみて。飲み会の負担割合を自動計算してくれる。


不具合や要望があれば、X (@MahiroMemo)から気軽に教えてほしい。

M

Mahiro

Mahiro Appの開発者。フリーランス時代に「金曜夕方の工数オーバー発覚」を繰り返し、逼迫度を水曜の昼に検知できるツールを作った。

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