ケーブル許容電流 早見・計算ツール

ケーブル種類・サイズ・布設方法・周囲温度から許容電流を即表示。逆引きでサイズ選定も可能。

ケーブル種類(CV・CVT・IV・HIV)、サイズ、布設方法、周囲温度を選ぶだけでJCS 0168に基づく許容電流を即表示。温度補正・多条減少係数を自動適用。

モード選択

ケーブル条件

補正条件

計算結果

基本許容電流88A
温度補正係数1.000
多条減少係数1.00
補正後許容電流88.0A
本ツールの許容電流値はJCS 0168の代表値に基づく概算値。実際の設計ではケーブルメーカーの技術資料を確認し、電気設備技術基準に基づく検証を行うこと。
不具合・ご要望はお気軽に@MahiroMemoまで

PR

📘 電気設備設計に役立つ書籍・工具

PDFの許容電流表をめくる時代は終わった

「CV 38sqの管路布設、周囲温度45℃で3条並べたときの許容電流、いくつだっけ?」——幹線設計の最中にこんな問いが浮かぶと、メーカーのPDFカタログを開いて表を探し、温度補正係数をかけて、さらに多条減少係数を掛け算する……という3段階の手計算が待っている。

電卓を叩くたびに「補正係数を間違えていないか」が不安になる。しかも条件を変えて再検討するたびに同じ作業をもう一回。

ケーブル許容電流 早見・計算ツールは、ケーブル種類・布設方法・温度・多条数を選ぶだけで、JCS 0168に基づく許容電流を即表示するツール。逆引きモードで「この電流に耐えられるサイズは?」という問いにもワンタップで回答する。

なぜケーブル許容電流ツールを開発したのか

メーカーPDFとの格闘

電気設備の設計では、ケーブルの許容電流を頻繁に確認する。CV、CVT、IVなど種類ごとに別のPDF表があり、布設方法によってまた別のページを参照する。周囲温度が基準値と違えば補正テーブルも別ページ。これを1回の幹線選定で3〜5回繰り返すのが当たり前だった。

あるとき、工場の動力回路設計で「CV 60sq、管路、周囲50℃、4条」の許容電流を求めようとして、温度補正と多条減少の掛け算を間違えた。幸い図面チェックで気づいたが、もし施工後に過電流が流れていたら——と思うとぞっとする。

既存ツールへの不満

Excel表は共有しにくいし、バージョン管理が面倒。Web上の許容電流ツールも探したが、ほとんどがCVの気中布設だけ対応で、管路・直埋を網羅していない。温度補正を自動計算してくれるものはさらに少ない。逆引き(必要電流→サイズ)に対応したものは見つからなかった。

こだわった設計判断

  • 5種類のケーブル対応: CV・CVT・CVD・IV・HIVの主要ケーブルをカバー。XLPE系とPVC系で温度補正計算を自動切替
  • 布設方法の自動フィルタ: IV・HIVは地中布設が不可。選択不能にすることで設計ミスを防止
  • 逆引き機能: 「この負荷電流に耐えられる最小サイズは?」——実務で最も多い問いにダイレクトに回答
  • 基準温度の自動切替: 気中布設は40℃、地中布設は25℃を基準に自動セット。布設方法を変えるだけで温度補正も再計算される

ケーブルの許容電流とは何か — 許容電流 基本原理

ケーブル 許容電流 とは

ケーブルの許容電流とは、ケーブルに連続して流しても絶縁体が熱的に損傷しない最大の電流値のこと。

電流が導体を流れると、電気抵抗によってジュール熱(I²R)が発生する。この熱はケーブルの絶縁体を通って外部に放散されるが、電流が大きすぎると絶縁体の温度が許容上限を超えてしまう。

身近な例でたとえると、冬に使う電気毛布を思い浮かべてほしい。設定温度を上げすぎると毛布自体が熱くなりすぎて、中の電熱線を覆う被覆が劣化するリスクがある。ケーブルも同じで、「流していい電流の上限」が物理的に決まっている。

絶縁体の耐熱温度 — CV と IV で何が違うか

ケーブルの許容電流を左右する最大の要素は、絶縁体の種類と最高許容温度だ:

絶縁種別対象ケーブル最高許容温度
架橋ポリエチレン(XLPE)CV, CVT, CVD90℃
ビニル(PVC)IV, HIV60℃

XLPE系は90℃まで耐えられるため、同じ導体断面積でもPVC系より大きな電流を流せる。逆にPVC系は価格が安く、低圧の分岐回路によく使われる。

許容電流を決める3つの条件

  1. 導体断面積: 太いほど抵抗が小さく、発熱が少ない → 許容電流が大きい
  2. 布設方法: 気中自由空間なら放熱しやすく許容電流が大きい。管路内や密閉空間では放熱が悪化する
  3. 周囲温度: 気温が高いほど放熱能力が下がり、許容電流は小さくなる
許容電流の基本式:
  I = I_base × K_temp × K_bundle
  I_base  : 基準条件の許容電流(JCS 0168テーブル値)
  K_temp  : 温度補正係数
  K_bundle: 多条布設の電流減少係数

布設方法 許容電流 違い — 放熱条件の比較

布設方法によって許容電流は大きく異なる。同じCV 38sqで比較するとその差がよくわかる:

布設方法基本許容電流 (CV 38sq)放熱条件主な用途
気中(自由空間)155 A最良(四方から放熱)ケーブルラック、トレイ
気中(接触布設)130 A良好(接触面からの放熱制限)ラック密集
管路115 A制限あり(管内閉塞)地中管路、ピット
直埋125 A制限あり(土壌放熱)地中直接埋設

気中自由空間と管路で40A(約26%)の差がある。この差を知らずに管路内のケーブルに気中の許容電流を適用してしまうのは、実務でよくある設計ミスの一つだ。

ケーブル 許容電流 規格 — JCS 0168とは

JCS 0168は日本電線工業会(JCMA)が制定する「電力ケーブルの許容電流」に関する規格だ。1960年代に初版が制定され、ケーブルの絶縁材料や布設方法の変化に合わせて改訂を重ねてきた。

JCS 0168の特徴は、IEC 60287(国際規格)をベースにしつつ、日本の気候条件(基準気温40℃)に合わせた温度補正体系を採用している点。内線規程もこのJCS値を引用しており、日本国内の電気設備設計における事実上の標準データとして広く使われている。

なぜ許容電流が設計で重要か — ケーブル 許容電流 設計基準

過電流が引き起こす事故

ケーブルの許容電流を超えた電流が流れ続けると、絶縁体の温度が許容上限を超える。XLPE絶縁は90℃を超えると軟化・変形が始まり、最悪の場合は絶縁破壊による短絡(ショート)が発生する。これが電気火災の原因になる。

電気設備に関する技術基準を定める省令第57条では、低圧電路に地絡が生じた場合の遮断規定を定めており、ケーブルの許容電流を正しく把握することは遮断器の選定にも直結する。

内線規程とJCS 0168の関係

実務で参照する許容電流値は、日本電線工業会規格 JCS 0168(電力ケーブルの許容電流)がベースになっている。内線規程もこの値を引用しており、ブレーカーの定格電流がケーブルの許容電流を超えないように設計する必要がある。

たとえば、CV 14sq の気中(自由空間)での許容電流は88A。ここに20A定格のブレーカーを付けるなら余裕があるが、60A定格にするなら温度補正と多条減少を考慮した補正後許容電流が60A以上であることを確認しなければならない。

設計に影響する比較例

条件CV 38sq 気中自由CV 38sq 管路
基本許容電流155 A115 A▲40 A
+45℃補正147 A109 A▲38 A
+3条減少103 A76 A▲27 A

同じ38sqでも、布設方法と条件が変わると許容電流は半分近くまで下がりうる。この感覚を数字で持っておくことが、安全なケーブル選定の第一歩だ。

ケーブル許容電流ツールが活躍する場面

幹線設計時のケーブルサイズ選定

ビルや工場の幹線設計で、負荷電流からケーブルサイズを決める場面。逆引きモードで必要電流を入力すれば、条件を加味した推奨サイズが即座に分かる。

既設ケーブルの増設余裕確認

既に敷設済みのケーブルに負荷を追加したい場面。正引きモードで現在のケーブル仕様と布設条件を入力し、補正後の許容電流と増設後の負荷電流を比較すればよい。

高温環境下のケーブル選定

ボイラー室や機械室など、周囲温度が50℃を超える特殊環境。温度を変更するだけで補正後の値が再計算され、必要な1サイズアップの判断が即座にできる。

ブレーカー定格との整合チェック

ブレーカーの定格電流がケーブルの補正後許容電流以下であることを確認する場面。このツールとブレーカー・電線選定ツールを併用すると、ブレーカー↔ケーブルの整合が取れる。

基本の使い方 — 3ステップで許容電流を確認

ステップ1: モードを選ぶ

「正引き」はサイズから許容電流を調べたいとき。「逆引き」は必要電流からサイズを決めたいとき。

ステップ2: ケーブル条件を選択

ケーブル種類(CV・CVT・CVD・IV・HIV)と布設方法を選ぶ。正引きならサイズも選択、逆引きなら必要電流を入力する。

ステップ3: 結果を確認

補正条件(温度・多条数)を必要に応じて変更すると、結果がリアルタイムで更新される。コピーボタンで結果をクリップボードに取り込める。

具体的な使用例と検証データ — ケーブル 許容電流 計算例

ケース1: オフィスビルの幹線(CV 60sq・管路・40℃・1条)

  • 入力: CV, 60sq, 地中(管路), 40℃, 1条
  • 結果: 基本170A → 温度補正1.000 → 補正後 170.0 A
  • 解釈: 基準温度と同じなので補正なし。150A以下の負荷なら十分な余裕がある

ケース2: 工場動力回路(CV 38sq・ラック・50℃・4条)

  • 入力: CV, 38sq, ケーブルラック, 50℃, 4条
  • 結果: 基本130A → 温度補正0.894 → 多条減少0.65 → 補正後 75.5 A
  • 解釈: 高温 + 多条の二重補正で基本値の約58%まで低下。80A以上の負荷ならサイズアップが必要

ケース3: 地中埋設(CVT 100sq・直埋・25℃・1条)

  • 入力: CVT, 100sq, 地中(直埋), 25℃, 1条
  • 結果: 基本220A → 温度補正1.000 → 補正後 220.0 A
  • 解釈: 地中の基準温度は25℃なので補正なし。CVTはトリプレックスなのでCV単芯より値が低いことに注意

ケース4: 逆引き — 負荷150Aに耐えるCVケーブル(気中・45℃・2条)

  • 入力: 逆引き, CV, 気中(自由空間), 150A, 45℃, 2条
  • 結果: 温度補正0.949 → 多条減少0.80 → 推奨サイズ 250sq(基本450A → 補正後341.6A)
  • 解釈: 150Aに対して250sqは余裕がある。実務ではコストと敷設スペースも考慮して200sqでの再検討も有効

ケース5: ボイラー室の高温環境(IV 5.5sq・気中・55℃・1条)

  • 入力: IV, 5.5sq, 気中, 55℃, 1条
  • 結果: 基本49A → 温度補正 sqrt((60-55)/(60-40)) = sqrt(0.25) = 0.500 → 補正後 24.5 A
  • 解釈: IVは最高許容温度60℃と低いため、高温環境での影響が極めて大きい。55℃で許容電流は半分になってしまう。注意点として、ボイラー室のように55℃を超える環境ではIVの使用自体を避け、HIVやCV(耐熱90℃)への変更を検討すべきだ。よくある間違いは、温度補正を忘れてIVの基本許容電流だけで設計してしまうこと。

ケース6: 冷房完備の電気室(CV 100sq・気中・30℃・1条)

  • 入力: CV, 100sq, 気中(自由空間), 30℃, 1条
  • 結果: 基本298A → 温度補正 sqrt((90-30)/(90-40)) = sqrt(1.2) = 1.095 → 補正後 326.3 A
  • 解釈: 基準温度40℃より10℃低い環境では、温度補正が1.0を超えて許容電流が約10%増加する。冷房管理された電気室ではこの有利な条件を活かしてケーブルサイズを1ランク落とせる可能性がある。ただし、停電時に冷房が停止して室温が上昇する可能性を考慮し、非常用回路では40℃で計算するのが安全側だ。

仕組み・アルゴリズム — 許容電流 温度補正 計算の詳細

候補手法の比較

許容電流の温度補正には2つのアプローチがある:

  1. テーブル補間方式: あらかじめ温度ごとの補正係数テーブルを用意し、中間値は線形補間。JCS 0168の公式テーブルに忠実だが、テーブルにない温度では誤差が生じる
  2. 理論式(sqrt式): 物理原理に基づく連続関数で、任意の温度に対して正確な値を計算可能

本ツールは 理論式(sqrt式) を採用した。理由は以下の通り:

  • 任意の周囲温度に対応可能(テーブルにない33℃や47℃も正確に計算)
  • JCS 0168のテーブル値と理論式の差は±1%以内
  • 実装がシンプルで検証が容易

温度補正係数の計算式

K_temp = sqrt((θ_max - θ_a) / (θ_max - θ_0))

θ_max : 最高許容導体温度(XLPE=90℃, PVC=60℃)
θ_a   : 実際の周囲温度
θ_0   : 基準周囲温度(気中=40℃, 地中=25℃)

計算例: CV・気中・45℃の場合

θ_max = 90℃(XLPE)
θ_0   = 40℃(気中基準)
θ_a   = 45℃

K_temp = sqrt((90 - 45) / (90 - 40))
       = sqrt(45 / 50)
       = sqrt(0.9)
       = 0.949

基準温度(40℃)より5℃高いだけで、許容電流は約5%低下する。温度の影響は直感以上に大きい。

多条布設の電流減少係数

複数のケーブルが近接して布設されると、互いの発熱で放熱が悪化する。JCS 0168では条数ごとに減少係数を規定している:

条数減少係数
1条1.00
2条0.80
3条0.70
4条0.65
5条0.60
6条0.57

6条を超える場合、本ツールでは6条時の0.57を適用し、概算値である旨の警告を表示する。

最終的な補正後許容電流

I_corrected = I_base × K_temp × K_bundle

例: CV 38sq、ラック、50℃、4条
  I_base   = 130 A
  K_temp   = sqrt((90-50)/(90-40)) = 0.894
  K_bundle = 0.65
  I_corrected = 130 × 0.894 × 0.65 = 75.5 A

他のツールとの違い — ケーブル許容電流ツール 比較

メーカーPDFとの違い

メーカーPDFは正確だが、条件を変えて再検討するたびにページを探し直す手間がある。本ツールはプルダウンを変えるだけで即再計算。温度補正・多条減少も自動適用される。

Excel許容電流表との違い

Excelは柔軟だがファイル管理が煩雑。スマホでは使いにくいし、共有時にマクロが壊れることもある。本ツールはブラウザだけで動き、外部通信もなし。

逆引き機能の独自性

「150Aの負荷に対して何sqが必要?」——この逆引きに対応したWebツールはほとんどない。ブレーカー定格からケーブルサイズを決める実務フローに直結する機能だ。

豆知識 — CVケーブルの歴史と架橋ポリエチレン

CVケーブルが主流になった理由

1960年代まで、電力ケーブルの主流はOFケーブル(油浸絶縁紙ケーブル)だった。絶縁にオイルを使うため、接続部からの油漏れや環境問題が課題だった。

架橋ポリエチレン(XLPE)は、ポリエチレンの分子鎖を化学的に架橋(クロスリンク)することで耐熱性を飛躍的に向上させた素材。最高許容温度が90℃とPVCの60℃を大きく上回り、同じ断面積でより大きな電流を流せるようになった。

1970年代以降、CVケーブルは急速に普及し、現在では低圧から高圧までの電力ケーブルの標準仕様になっている。

CVT(トリプレックス)の使い分け

CVTは3本の単芯CVケーブルを撚り合わせた構造。単芯3本をバラバラに敷設するCV工法に比べて省スペースで施工性が良い。ただし互いの発熱の影響で許容電流はCV単芯より約15%低い。幹線容量に余裕がある場合はCVTが施工コスト面で有利だ。

IVとHIVの棲み分け

IV(ビニル絶縁電線)は最も安価な電線で、分電盤内の渡り線や小規模な分岐回路によく使われる。HIV(二種ビニル絶縁電線)は耐熱PVCを使い、IVより約20%高い許容電流を持つ。ボイラー室など高温環境での配線にはHIVを選ぶケースが多い。

Tips — ケーブルサイズ選定の実務ポイント

1サイズアップの判断基準

補正後の許容電流が負荷電流ギリギリ(余裕10%未満)の場合、将来の負荷増設を考慮して1サイズアップを検討するのが安全策。ケーブルのコスト差は工事費全体の数%に過ぎないことが多い。

温度測定のコツ

周囲温度は「ケーブルが布設される場所の最高温度」を使うのが原則。屋内の天井裏は夏場50℃を超えることもある。設備メンテナンス時に温度ロガーで実測しておくと設計精度が上がる。

多条布設を減らす工夫

同一ルートに多条のケーブルを布設すると減少係数で大幅に許容電流が下がる。ルートを分散できないか、ラックの段数を増やせないかを先に検討すると、ケーブルのサイズダウンにつながりコスト削減になる場合がある。

電圧降下との両立

許容電流だけ満たしても、長距離の回路では電圧降下が問題になる。電圧降下チェッカーと併用して、両方の基準を満たすサイズを選定するのが実務の鉄則だ。

FAQ — ケーブル許容電流に関するよくある質問

CV単芯とCVTで許容電流が異なるのはなぜ?

CVT(トリプレックス)は3本の芯線が密着しているため、互いの発熱が干渉して放熱条件が悪くなる。そのためCV単芯よりも許容電流が約15%低い。ケーブルラックや管路に3本バラで敷設するCV工法の方が電流容量は大きくなるが、施工手間は増える。

温度補正係数が1.0を超える場合があるのはなぜ?

基準周囲温度(気中40℃、地中25℃)より実際の温度が低い場合、温度補正係数は1.0を超える。たとえば気中で30℃なら約1.10になり、許容電流は基本値より10%増える。冷房が効いた電気室などでは有利に働く。

本ツールのデータはどの規格に基づいている?

JCS 0168(日本電線工業会規格「電力ケーブルの許容電流」)の代表値をベースにしている。ただし、実際のケーブルはメーカーや製造年によって許容電流が若干異なる場合がある。最終的な設計判断にはメーカーの技術資料を必ず確認してほしい。

入力データは外部に送信される?

一切送信しない。すべての計算はブラウザ内のJavaScriptで完結しており、サーバーとの通信は発生しない。オフライン環境でも動作する。

6条を超える多条布設の場合はどうすれば?

本ツールでは6条超は6条時の減少係数(0.57)を概算値として適用する。7条以上の正確な減少係数はケーブルメーカーの技術資料に記載があるので、そちらを参照してほしい。並列ケーブルの本数を減らす(ルートの分散)も有効な対策だ。

まとめ

ケーブルの許容電流は、電気設備設計の安全を担保する最も基本的な数値。温度補正と多条減少を含む補正計算を手作業で行うのはミスの温床になる。

このツールで条件入力→即結果確認のサイクルを回せば、設計の精度とスピードが両立する。ブレーカー選定にはブレーカー・電線選定ツール、電圧降下の確認には電圧降下チェッカーもあわせて活用してほしい。

ケーブルの許容電流について分からないことがあれば、X (@MahiroMemo)からご連絡を。

M

Mahiro

Mahiro Appの開発者。

運営者情報を見る

© 2026 ケーブル許容電流 早見・計算ツール